ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった
月周回衛星「かぐや」が発見した“縦穴” 陽が差し込んで底が見える
2010
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09
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23
天文学
月の「静かの海」にある陥没クレーター。NASAの月探査機ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO)が最近撮影し、9月14日に公開された。平らな底に散らばる大きな岩を確認できる。日本の月周回衛星「かぐや」が昨年発見した3つの陥没クレーターの1つで、月の“天窓”とも呼ばれ、平均の直径は100メートルほど。太古の火山活動によって形成されたと見られる。斜めに差し込む太陽光が内部に影を落としているが、その長さから計算すると...
土星の衛星、タイタンとディオネ 探査機カッシーニが撮影(画像有り)
2010
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06
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30
天文学
鮮明な姿をとらえたディオネの表面の右側にうっすらと見える模様は複雑に入り組んだ峡谷で、明るく見えるのは峡谷の壁面だ。その向こうにぼんやりと写るタイタンの北極周辺(写真上部)には、大気の構成によると考えられる帯が見える。タイタンは濃い大気を持つ太陽系で唯一の衛星である。 土星の衛星ディオネ(前)とタイタン(後ろ)の輪郭が、鮮やかなコントラストを描いている。土星探査機カッシーニが撮影した引用元:ナショ...
2年連続で木星に隕石が衝突 衝突しすぎで天文学者困惑
2010
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06
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13
天文学
2009年、小惑星が木星に衝突した。そして今年も、この巨大ガス惑星でまた新たな衝突が起こった。2009年の衝突では、隕石が木星の大気を貫通して地表に衝突した際についた木星の表面の黒い染みがアマチュア天文家らによって観測された。オーストラリアのアンソニー・ウェスリー氏とフィリピンのクリストファー・ゴー氏の2人が衝突の瞬間を写真と動画で撮影した。この写真と動画には、地球と同じくらいの大きさの火の玉が木星の大気...
木星の縞模様からしましまが1本消える? 理由は天文学者も「分からない」
2010
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05
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16
天文学
太陽系で最大の惑星、木星。地球の1,300倍もの体積を誇るこの星から、しましまが1本消えちゃいました!そうです、あの縞模様が1本なくなっちゃったんです。見事に消えてしまっています。じつは木星、ここ15年のうちに10本あるベルトが出たり消えたりを繰りかえしているそうです。理由はもちろんお約束の「分かりません」。天文学者もお手上げだそうです。木星が今度地球に最接近するのは9月24日。その時にこの消えた縞模様を天体望...
宇宙の銀河、実はもっと多い? ライマンアルファ線による観測精度に疑問
2010
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04
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04
天文学
宇宙の一部領域における銀河の数が最大で90%ほど過少評価されている可能性があるとする論文が、24日の英科学誌ネイチャーに発表された。紫外線の波長による天体観測が優れた指標とは言えないことが、研究で明らかになったという。欧州南天文台が運営するチリのパラナル観測所 地球から非常に遠くにある古い銀河の場合、その存在を示す紫外線はちりとガスでできた星間雲に阻まれ、地球まで到達しないことがあり、その結果、こう...
土星北極の謎の気流 「六角形構造」 その大きさは地球2個分
2010
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01
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18
天文学
米航空宇宙局(NASA)の土星探査機『カッシーニ』から、土星の北極付近を流れるジェット気流からなると見られる、奇妙な正六角形の渦状構造を写した素晴らしい画像が送られてきた。 この渦状構造は、1980年に『ボイジャー1号』によって初めて発見された。天文学者たちは、その美しい構造の正体を解き明かせぬまま、別の画像を見られる日を約30年もの間待ち続けていた。[土星北極の六角形構造は、2007年のカッシーニによる赤外線観...
謎の天体が27年ごとに覆い隠し、18カ月にわたり姿を消す「ぎょしゃ座イプシロン」の食の謎
2010
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01
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11
天文学
あまり注目されなかったが、元日の夜空では27年周期のぎょしゃ座イプシロンの皆既食が観測された。1月1日、巨大な天体がぎょしゃ座イプシロンを覆い隠した。イプシロンは地球から約2000光年の距離にある黄色い超巨星だ。天文学者たちは過去の観測記録から、この星がまばゆい輝きを完全に取り戻すのは2011年前半と予測している。 本来、イプシロンは非常に明るいため都市部でも肉眼で見ることができるが、謎の天体が27.1年ごとに...
オリオン座の1等星「ベテルギウス」に超新星爆発へ向かうと見られる兆候 質量急減、表面デコボコ
2010
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01
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10
天文学
オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。 冬の大三角の一つで...
木星の10倍以上、巨大惑星2つの撮影に成功 すばる望遠鏡
2009
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12
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05
天文学
国立天文台などの研究チームは3日、太陽と同じような大きさの主星(恒星)の周囲をまわる二つの巨大惑星を、すばる望遠鏡(米ハワイ島)を使って直接撮影したと発表した。 惑星は、いずれも木星の10倍以上の大きさで、太陽と同程度の星が、これほどの巨大惑星を持つことは考えにくく、惑星誕生の新しい理論の構築への糸口になりそうだ。 巨大惑星は、こと座の方向に約50光年離れた場所で見つかった。主星と惑星の位置どりを太...
世界初 「恒星」 の自転と逆向きに公転する 「惑星」 を発見
2009
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11
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06
天文学
中心の恒星が自転する向きと逆方向に公転している惑星が、世界で初めてみつかった。国立天文台やマサチューセッツ工科大学などのグループが4日、発表した。国立天文台のすばる望遠鏡による観測成果で、惑星系の進化を考えるうえで重要な手がかりになるという。 発見された逆行惑星は、はくちょう座の方向に地球から約1000光年離れた恒星の周囲を回っている「HAT-P-7b」。恒星の前を横切る惑星の動きを詳細に観測して逆行がわか...
「コバトン星」誕生 埼玉・狭山のアマチュア天文家が発見
2009
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10
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27
天文学
埼玉県は16日、太陽系の小惑星に、県のマスコット名と同じ「Kobaton(コバトン)」との名前がついたと発表した。県によると、都道府県のマスコット名が小惑星の名前になるのは全国初だという。 小惑星コバトンは狭山市のアマチュア天文家、佐藤直人さん(56)が平成9年に発見した。火星と木星の間にあり、約3年半かけて太陽を一周する。地球からの距離は現在約4億キロで、大きさは直径約5~10キロ。 県が2月、佐藤さんにコバ...
60年前、木星は通りすがりの彗星を引力で引き寄せ、「臨時衛星」として抱え込んだ
2009
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09
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30
天文学
60年前、木星は通りすがりの彗星を引力で引き寄せ、12年間にわたって“臨時衛星”として抱え込んだ後、こともなげに放出していたことが9月14日の科学者チームの発表で明らかになった。同様の現象が数百年以内に再び発生する可能性があるという。 東京流星ネットワークの大塚勝仁氏率いる国際的な研究チームによると、木星は1949年に串田・村松彗星(147P/Kushida- Muramatsu)を引力によって捕獲し、1961年までその周囲を公転させ...
宇宙の「起源」を探す巨大アンテナ、チリの山頂に設置 世界最大電波望遠鏡「アルマ」計画
2009
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09
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29
天文学
日米欧などが南米チリのアタカマ砂漠で建設中の世界最大の電波望遠鏡「ALMA(アルマ)」計画で、望遠鏡を構成するパラボラアンテナの最初の1台が標高約5000メートルの山頂に到着したと、国立天文台(東京都三鷹市)が23日、発表した。山すそから計66台以上を順次移設し、12年の本格運用を目指す。標高5000メートルの山頂で夕日に照らされる日本のアルマ・アンテナ アルマ計画は約20カ国が参加。JR山手線内側の面積の約...
宇宙のシャボン玉 恒星風で作られた不思議な透明の天体『NGC7635』
2009
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09
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27
天文学
「バブル星雲」[しゃぼん玉星雲、泡状星雲などの呼称もある]と呼ばれる、この不思議な透明の天体『NGC7635』は、太陽の40倍の大きさを持つ超新星からの恒星風によってできたものだ。 時速約720万キロメートルという速度で激しく吹きつけるこの恒星風が、星の周りのガスの塊を覆ってバブル(球体)を形成しており、他のガスからこの球体が浮き上がって見える。ピンク色に輝いているのは、高温のガスがその周りを覆っているからだ。...
観測史上最遠(地球から128億光年)の 超巨大ブラックホール を抱える銀河
2009
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09
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17
天文学
地球から約128億光年離れた巨大ブラックホールの周りに、地球が属する天の川銀河に匹敵する大きさの銀河があるのを、米ハワイ大などの日本人研究者チームが3日までに、国立天文台のすばる望遠鏡(米ハワイ島)の観測で発見した。宇宙誕生から約10億年という初期に、中心にブラックホールを持った大きな銀河が存在したことは、銀河やブラックホールの進化の過程を知るカギになるという。論文は近く、英天文誌に掲載される。 ハワ...
太陽に第1024黒点群が出現 約7ヶ月ぶりにCクラスのフレアも発生
2009
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07
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20
天文学
年初来、黒点がまったく見られない状態が続いてきた太陽に4日、第1024黒点群が出現したことが確認された。 米気象観測衛星「Geostatinaly Operatinal Environment Satellite(GOES)」を使った観測でも5日には、C2.7の小規模フレアが発生したことが確認。宇宙天気予報の情報提供を行っている日本の情報通信研究機構(NiCT)では「今後もCクラスのフレアが発生する可能性がある」と注意を呼びかけている。 ただし、太陽風の状態は...
ブラックホールの質量は、予想よりはるかに大きい?
2009
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07
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09
天文学
天の川銀河に比較的近いところにあるM87銀河の中心部にあるブラックホールの質量は、科学者の予想を超えてはるかに大きい。2人の天体物理学者が、米カリフォルニア州パサディナで9日開催された米天文学会の会合で、このような研究結果を発表した。 米国のカール・ゲプハルト氏、ドイツのイェンス・トーマス氏の両天体物理学者は、スーパーコンピューターを使った測定で、このブラックホールが太陽質量の64億倍であることを突...
【宇宙ヤバイ】 オリオン座のベテルギウス、この15年で15%の 謎の 「縮小」
2009
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06
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13
天文学
オリオン座の赤い一等星「ベテルギウス(Betelgeuse)」の大きさが過去15年間で15%以上も縮小しているとの研究結果が、米カリフォルニア州パサディナで9日開催された米天文学会の会合で発表された。縮小の理由はまだ解明されていないという。 ベテルギウスは赤色超巨星で、その直径は太陽から木星軌道にまで及ぶ長さになるとされる。だが、1993年以降の15年間で太陽から金星軌道までに相当する距離が縮小したことが、南カリフォ...
火星の磁場消滅、原因は巨大な小惑星
2009
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05
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18
天文学
科学者たちの研究により、火星の磁場が消滅したのは巨大な小惑星の衝突が原因だったことが判明した。その小惑星は、恐竜を絶滅させたと考えられている天体の数倍の大きさがあったとみられる。 現存する大規模なクレーターの数から判断して、初期の火星は約1億年の間に15個ほどの巨大な天体が衝突していたと考えられている。 今回新たに作成されたコンピューターモデルから、火星の磁場は、特に規模の大きかった4回の天体衝突で...
地球のはるか上空で鳴り響く、謎の低周波「ヒス音」?
2009
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05
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11
天文学
地球のはるか上空で、「ヒス音」と呼ばれる謎の低周波が鳴り響いている。アメリカの研究チームがNASAの磁気圏観測衛星テミス(THEMIS)から送られたデータを基に、このヒス音の発生源が「コーラス」と呼ばれる宇宙からの電磁波であることを突き止めた。 観測衛星テミスが本来の目的として観測していたのは、荷電粒子間の激しいエネルギー交換で生じる「サブストーム」という現象で、地球の両極地域でオーロラを引き起こす原因に...
太陽の明るさが減少?
2009
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04
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06
天文学
昨年から当初の予想に反して太陽の黒点が観測されない太陽活動の弱小期が続いていることの関連して、弱小化しているのは黒点の数だけでなく、地球上の生命活動にもっとも大きな影響を及ぼしている太陽の明るさにも変化が生じていることが1日、NASAの発表により明らかとなった。 ESAが共同で打ち上げた太陽観測衛星「ユリシーズ(Ulysses)」による精密観測活動の結果、明らかとなったもので、NASAによると太陽の可視光線域の明...
「宇宙人を探せ!」 日本の23天文台・施設が協力
2009
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03
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13
天文学
地球外文明からの通信を探す「地球外知的生命体探査(SETI)」で、日本各地にある23の天文台・施設が協力する世界初の全国一斉観測が、9月10~12日に行われる。 総合本部の兵庫県立西はりま天文台(佐用町)が12日発表した。 SETIは、宇宙から届く光や電波を解析して、地球外知的生命体からの信号がないかを調べる研究。1960年以来、米航空宇宙局などによる国際的観測が続けられている。 今回は、同じターゲットの星を全国か...
冥王星の大気は、地表よりも高高度の方が 暖かい? 地球とは上下逆転
2009
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03
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12
天文学
太陽系では異端とされている冥王星の大気は、地球とは正反対の性質を持っていることが判明した。この準惑星の気温は、高度が上がるほど高くなるという。 先日、冥王星の大気に含まれるメタン(温室効果ガス)の濃度が、チリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡VLTを使って測定された。 測定の結果、冥王星の大気にはメタンが2番目に多く含まれていた。しかも、メタンの温度は意外にも氷に覆われた地表より高高度...
夜空で一番明るい星は、もう金星ではありません…
2009
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03
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11
天文学
夜空で一番明るい星は「明けの明星」や「宵の明星」として知られている金星となるが今月中にも金星を上回る明るさの物体が夜空に登場することとなった。 国際宇宙ステーション(ISS)となる。 11日打上げのスペースシャトル「ディスカバリー」には「S6トラス・セグメント(S6 truss segment)」と呼ばれる伸張すると70メートル超にも達する巨大なソーラーパネルが搭載されており、ISSまで運ばれて設置作業が行われる予定。 こ...
日本での継続的な天文観測は、飛鳥時代前半の7世紀初頭?
2009
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03
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09
天文学
日本での継続的な天文観測は推古朝(飛鳥時代前半)の7世紀初頭に始まっていたとする研究結果を、国立天文台のチームが日本書紀の分析からまとめた。日食などの観測が必要となる暦づくりは皇帝の独占事業で、中国は影響下にあった周辺国に禁止していた。日本に律令制が芽生えたのは680年ごろとされるが、その半世紀以上前から、独自の暦づくりへ、布石を打とうとしていた可能性があるという。 天文台の谷川清隆特別客員研究員らは日本書紀に...
昨晩、特異小惑星が 月の約10分の一の距離 ( 2万1,400Km ) まで接近
2009
/
03
/
03
天文学
オーストラリア国立大学のサイディング・スプリング天文台で、50cmウプサラ・シュミットを使用して行われているスカイ・サーベイで、2009年2月27日に南天とも座を撮影した捜索画像上に18等級の小惑星が発見された。 この小惑星は、翌28日に同所で追跡され、3月2日12時(世界時、以下同様)頃に地球に0.00052 AU(=約7.8万Km)まで地球に接近し、10等級まで明るくなることが判明した。この小惑星の直径は、約34mと最近の地球接近...
30光年以内に、地球に似た惑星が多数存在か?
2009
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02
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24
天文学
天の川銀河に隣接した銀河には、生命が維持される条件を備えた地球のような惑星が多数存在する―ただ、それらの惑星はまだ見つかっていない。米イリノイ州シカゴで12日から開催されていた米国科学振興協会の年次総会で、米国の天体物理学者らがこのような見解を示した。 カーネギー科学研究所の天体物理学者、アラン・ボス氏は、総会で「太陽から30光年以内には太陽型の恒星が数十個存在する。そのうちの約半数は地球に似た惑星...
月に「永久日照地域」なかった 探査機かぐやで解明
2009
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02
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02
天文学
月は自転軸の傾きが小さく、南北両極域の高地には常に日が差す「永久日照地域」があるかもしれないと考えられてきたが、宇宙航空研究開発機構の月探査機「かぐや」による地形観測では、存在しないことが分かった。国立天文台の観測チームが31日までに発表した。 研究チームは、かぐやに搭載したレーザー高度計で観測した北緯、南緯とも85度以上の極域の地形を解析した。その結果、500メートル四方単位の地形データでは、北極...
宇宙を疾走する“暴走”星の撮影に成功=ハッブル宇宙望遠鏡
2009
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01
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13
天文学
宇宙空間のガス中で発生した衝撃波の観測から、時速18万キロを超える猛スピードで宇宙を駆け抜ける若い“無軌道な”星が多数存在することが明らかになった。 これらの星は、生まれてからまだ数百万年の若さで大きさは太陽の数倍あるという。ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された画像から14個確認されている。その巨体を揺さぶりながら宇宙空間を疾走するとき、巻き起こる風と周辺のガスが激しくぶつかり合い、数十億キロから、場合によ...
天の川銀河は 予想以上に高速で回転し、質量も1.5倍でした。 【宇宙ヤバイ】
2009
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01
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08
天文学
銀河系(天の川銀河)の中心から約2万8000光年離れた太陽系は、銀河系の中心を、これまでの予想をはるかに超える時速96万5600キロで周回しており、銀河系全体の質量もこれまで考えられていたより1.5倍大きい。米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)などの研究チームが5日、カリフォルニア州ロングビーチ(Long Beach)で開催中の米天文学会でこのような研究結果を発表し...
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