ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった
肥満女性の腎臓を「膣」から摘出
2010
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09
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21
医学
仏リヨン(Lyon)で、肥満過多の女性の腎臓摘出手術を手がけた医師チームが、腹部脂肪を切開するのは危険と判断し、膣から摘出するという前代未聞の方法で無事、手術を成功させた。17日の現地での発表によると、患者は体重117キロの女性で、複数の感染症によって機能不全となった腎臓の摘出手術を受けた。しかし、医師らは腹部脂肪を切開しての手術はリスクが高いと判断、代わりに膣の最深部を切開して腎臓を取り出した。病院によ...
ガン細胞を内部から破壊 「トロイの木馬」血液細胞発表へ
2010
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09
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16
医学
林原生物化学研究所(岡山市)は15日、臍帯血から発見した血液細胞が「トロイの木馬」のようにがん細胞に入り込み、がんを内側から死滅させる現象を確認したと発表した。研究成果は大阪市で22日から開かれる日本がん学会学術総会で発表する。HOZOT、癌細胞、HOZOTが侵入した癌細胞この細胞は同研究所が2006年、新生児のへその緒の臍帯血から発見した「ホゾティ(HOZOT)」。抗がん作用や免疫抑制作用があるという。竹内誠人主任研...
米国で10代の若者の難聴が急増 約5人に1人推定650万人
2010
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08
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27
医学
米国で10代の若者の難聴が急増しているという調査結果が17日、米国の医学会誌に発表された。調査を実施したローランド・イービー博士は、12―19歳の若者の難聴比率を1990年代半ばの統計と比較した。その結果、軽度の難聴にかかっている若者の割合は30%増え、会話に支障がみられる程度の重い難聴は77%も増えていることが分かった。難聴を持つ若者は1994年の時点で20人に1人の割合だったのが、2006年までには約5人に1人に当たる推...
地面を掘らずに「死体」を発見できるデバイスを開発 厚いコンクリでも使用可能
2010
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08
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14
医学
地中の腐敗した死体を検出する新しい技術が開発され、コンクリートの下に埋められた他殺体も容易に発見できるようになる可能性があるという。米国立標準技術研究所(NIST)の研究者らによると、このデバイスは死体の埋められた土の上部や付近の空洞から採取した微量のニンヒドリン ninhydrin反応性窒素(NRN)を検出するもので、気化したNRNを検出できる唯一の装置であるという。これまでNRNの検出には、土壌サンプルからの溶剤抽...
座って過ごす時間が長いほど、平均寿命が短くなる?
2010
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08
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06
医学
座って過ごす時間が長いほど平均寿命が短くなることが新しい研究により示され、医学誌「American Journal of Epidemiology(疫学)」オンライン版に7月22日掲載された。この関連は、肥満や日常の身体活動レベルを除外しても認められた。過体重や肥満の人に運動が有益であることはすでに十分に立証されているが、座ること自体の影響に関する研究は少ないという。いくつかの研究で、座っている時間と肥満、2型糖尿病、心疾患リスクお...
世界初の「顔面」完全移植 患者が記者会見し新しい「顔」を披露
2010
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07
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28
医学
顔面全体の移植手術を受けたスペイン人の男性が26日、スペイン・バルセロナで記者会見し、新しい顔を披露、手術を担当した医師らに感謝した。手術を実施したバルセロナのバル・ド・ヘブロン病院によると、これまでにフランスや中国、米国、スペインなどで11件の顔面移植手術が実施されたが、いずれも部分的な移植で、顔全体の移植は世界で初めてという。この男性は31歳のオスカーさん。5年前に銃で顔に重傷を負い、呼吸や食事、話...
自分の培養幹細胞、自身の心筋梗塞治癒に成功 手術から1か月後に退院
2010
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07
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03
医学
重い心臓病患者の心臓から筋肉のもとになる幹細胞を取り出して大量に増やし、再び心臓に戻して機能を回復させる国内初の治療に、京都府立医科大学の松原弘明教授らのチームが成功した。患者の心機能は日常生活に支障がない程度まで回復し、1日退院した。国内の重い心臓病患者は100万人以上とされ、松原教授は「心臓移植や人工心臓に代わる重症患者の治療として期待できる」と話している。患者は、今年2月に急性心筋梗塞を起こした...
米国防総省が、心の傷PTSDを「首への注射」で治療
2010
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05
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27
医学
米国防総省は、兵士たちの心的外傷後ストレス障害(PTSD)をどう治療するかという問題に、数年前から重点的に取り組んでいる。イラクやアフガニスタンから帰還する兵士の5人に1人はPTSDに罹患しているという推測もあり、米軍はヨガや動物療法、鍼灸までも含め、症状を緩和する方法をさまざまに研究している(日本語版記事)。ウォルターリード陸軍病院はこのほど、新しい研究報告を発表した。首の付け根に注射することで、一時的な症状...
アメリカ人が日本人の長寿の理由を分析 「秘訣は食卓にあり(キリッ」
2010
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05
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23
医学
世界保健機関(WHO)が10日に発表した「2010度版 世界保健統計」によると、日本人の平均寿命は83歳で、WHO加盟193カ国のうち、1位だった。健康ライフとスキンケアに関する米国のブログ「skincare.body-money.com」では、日本人の食生活と老化防止についてつづっている。 ブログの筆者は、日本人の長寿の秘訣は食卓にあると述べている。日本人は、競争社会で激務をこなしていても、健康的な食事に留意しているとし、毎日の日...
ゲーム用コントローラーで内視鏡操作 札幌・時計台病院の医師ら開発
2010
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05
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10
医学
札幌時計台記念病院や室蘭工大などのグループが、大腸の診察などに使う内視鏡をゲーム用のコントロールレバーを使って操作する新装置の試作に成功した。13日に東京で開かれる日本消化器内視鏡学会の冒頭で紹介される。医師の負担を大幅に軽減できる可能性があり、今後、改良して実用化を目指す。 新装置の開発にかかわったのは時計台病院の宇野良治医師(50)と、室蘭工大、道立工業試験場など。 大腸などの検査に使う内視鏡は...
新型インフルエンザが確認されて1年 日本の死者数は欧米に比べ非常に少ない?
2010
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04
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30
医学
新型インフルエンザがアメリカやメキシコで確認されて24日で1年になります。国立感染症研究所が新型インフルエンザによる国内の死者の数を推計したところ、およそ200人となり、多い年には1万人以上が死亡する季節性インフルエンザの数十分の1以下だったことが初めてわかりました。 インフルエンザの流行では、患者が検査を受けないまま死亡したり、感染と死亡との因果関係が明らかでなかったりして、正確に死者の数を把握するこ...
「オキシトシン」というホルモンを服用すると自閉症が改善?
2010
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04
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25
医学
自閉症患者が「オキシトシン」というホルモンを服用すると症状が改善したとの臨床結果を、金沢大などの研究グループが23日、発表した。 3歳から自閉症とされてき他20代男性で、会話ができず、人と交流ができずにいた。両親画2008年、スイスからオキシトシンの点鼻薬を輸入し服用すると、男性は診察で担当医の目を見て笑い「はい」「いいえ」と答えるようになり、担当医が驚いたという。 オキシトシンは視床下部などで作られる...
おっぱいの奇跡 母乳に含まれる物質が40種類以上のガン細胞を殺す
2010
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04
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24
医学
これをおっぱいの奇跡と言わずしてなんと言おう。スウェーデンのルンド大学とヨーテボリ大学による調査の結果、母乳に含まれる物質がガン細胞を殺すことができると判明した。 この母乳に含まれる特別な物質『HAMLET(Human Alpha-lactalbumin Made LEthal to Tumour cells)』は、数年前にとある研究者が母乳の抗菌作用を調べている時に偶然発見したものだ。 『HAMLET』はタンパク質と母乳内に含まれる脂肪酸からなる物質だが、...
うつ病や統合失調症などの精神疾患を、近赤外光脳計測装置(NIRS)で画像診断?
2010
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04
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17
医学
うつ病や統合失調症などの精神疾患を脳の画像検査で診断する方法が実用段階に入ってきた。 「近赤外光脳計測装置」(NIRS)を用いて脳血流の変化を測定し、それぞれの病気に特有のパターンを判別する検査法が、全国7施設の共同研究でほぼ確立した。東京大病院などは、実際の患者の診断に使い始めている。 精神科では、血液検査や画像のような客観的な診断手法が乏しく、同じ患者でも医師によって違う病名がつくことも少なくな...
アルツハイマー発症原因、老人斑説否定 アミロイドベータの単独犯説が明らかに
2010
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04
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15
医学
大阪市立大学の富山貴美准教授と森啓教授らは、認知症のアルツハイマー病が脳内にたんぱく質の「アミロイドベータ」の小さな塊がたまっただけで起きることを動物実験で突き止めた。 たんぱく質による単独犯説が明らかになり、シミのような老人斑も関係するという従来の共犯説をほぼ否定できたという。病気の診断法や新薬開発に役立つ成果で、米神経科学会誌(電子版)に8日掲載される。 アルツハイマー病はアミロイドベータが...
肥満の一部 細菌が原因となっている可能性
2010
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04
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01
医学
米国の研究チームが4日、細菌が肥満や健康を脅かすさまざまな症状の原因となる可能性があるという研究結果を発表した。アトランタにあるエモリー大学のアンドリュー・ゲワーツ氏のチームが、米科学誌サイエンスに掲載した。 研究によると、ある種のバクテリアは食欲に影響を与え得る炎症や、クローン病、大腸炎といった炎症性大腸疾患を引き起こす可能性がある。同チームによると、つまりは細菌が過食を招くのだという。ロイタ...
マラリアを媒介する「 蚊 」を使って 「 ワクチン接種 」に成功
2010
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03
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26
医学
毎年100万人の死者を出す原虫感染症「マラリア」を媒介する「蚊」を使って、マラリアの「ワクチンを接種する」研究が進んでいる。マウスを使った実験では、ワクチンの媒介役として成功したと、自治医科大学の吉田栄人准教授が英国の昆虫分子生物学専門誌に研究成果を発表した。 世界保健機関(WHO)によると、世界では毎年、約2億5000万人がマラリアに感染し、約100万人が死亡。アフリカでは子供の死因の2割がマラリアとなってい...
サリドマイドが奇形引き起こす仕組み解明 東工大と東北大
2010
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03
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17
医学
ガンの治療薬として再承認されたサリドマイドが、四肢の短縮など胎児の奇形を引き起こす仕組みを、東京工業大と東北大が動物実験で解明した。四肢の形成に重要な役割を果たすたんぱく質の働きを、サリドマイドが阻害していたという。奇形を招かない類似の新薬開発につながると期待される。12日付の米科学誌「サイエンス」で発表した。 東工大の伊藤拓水研究員、半田宏教授らは、磁性のある微粒子と磁石を使いサリドマイドが「セ...
マリファナ(大麻)の長期使用は、幻覚や妄想など精神病に悩まされる?
2010
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03
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05
医学
大麻使用者について、使用期間が長いほど幻覚や妄想を体験したり、精神病に悩まされる傾向があるとの研究報告が27日、米精神医学専門誌「アーカイブズ・オブ・ゼネラル・サイキアトリー」に掲載された。 平均年齢20.1歳の計3801人を対象にしたオーストラリア・クイーンズランド大学の調査によると、大麻を最初に使用した年齢が15歳以下の被験者が統合失調症を含む非感情性精神病を発症する割合は、大麻をまったく使用したことの...
若くして老化が急速に進む早老症 「ウェルナー症候群」 の仕組み解明
2010
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02
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17
医学
若くして老化が急速に進む早老症「ウェルナー症候群」は、特有のタンパク質に異常が生じ、細胞内で絡まったDNAがうまくほどけなくなって起きることを奈良先端科学技術大学院大情報科学研究科の北野健助教の研究チームが発見。10日発行のアメリカの科学専門誌「ストラクチャー」で発表した。 北野助教は「ウェルナー症候群で、タンパク質の変異が原因となる仕組みを分子の形状から明らかにできた」としており、老化の仕組み解明...
7000年近く前に外科手術?止血、感染症予防など医療処置も施された、前腕切断の人骨発見
2010
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01
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24
医学
フランスのパリ南方70キロのセーヌエマルヌ県内で、左腕がひじ関節上部で直線的に切断され、前腕のない推定6700~6900年前の成人男性の骨が見つかった。仏国立予防考古学研究所(INRAP)がエックス線検査などで調べた結果、切断は重傷の男性を救うための外科手術によるものと結論付けられた。 同研究所の人類学者らが英考古学誌アンティクイティの昨年12月号に発表した論文によれば、これは「フランス最古の切断手術の成功例」...
「樹状細胞」を使った新たな免疫療法 3人に1人のがん進行抑制 信大付属病院
2010
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01
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15
医学
信州大付属病院(長野県松本市)が、手術などでは治療が難しいがん患者を対象に、免疫細胞の司令塔とされる「樹状細胞」を使った新たな免疫療法を施したところ、3人に1人の割合でがんの進行が抑制されたことが分かった。副作用も少なく、同病院分子細胞診療室の下平滋隆室長は「がんの標準的な治療法にしたい」と話している。 がん治療は手術、抗がん剤などの化学、放射線の3つを組み合わせた療法が基本だが体への負担や副作用...
CTスキャンの被曝量、想定より多かった? 胸部レントゲン写真309枚に匹敵
2009
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12
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20
医学
CTスキャンを受ける際に浴びた放射線が原因で数十年後にがんを発症する可能性があるとする2つの論文が、14日の米内科学会誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン」に掲載された。CTスキャンは、X線を照射し、検査対象の臓器や組織の3D画像をモニターに映し出す。 米サンフランシスコの4病院が行った研究は、現在の検査で通常照射される放射線量は、中央値でさえ、想定されていた値の4倍であることがわかったとしてい...
考えるだけで 「義手」 動かす 伊など研究チームが成功
2009
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12
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04
医学
イタリアのカンプス・ビオメディコ研究所などの国際研究チームはローマでの記者会見で、前腕が切断された人の残された腕の神経に手術で電極を差し込み、精巧な機械式の義手と結ぶことで、考えただけで義手を動かすことに成功したと発表した。AP通信などが3日、報じた。 義手の5本の指を自由に動かし物をつかむことに成功したほか、被験者は物をつかんでいるとの感覚も感じた。研究チームによると、同様の実験はこれまでにも行われ...
「23年間昏睡の男」は本当か?介助者が誘導した疑惑 ベルギー版 「奇跡の詩人」か?
2009
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11
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27
医学
23年間昏睡状態にあると思われていたが、意識があることが最近明らかになったベルギー人男性の発言は、心に強く訴えるものだが、専門家によると、男性自身の言葉ではない可能性があるという。 Rom Houben氏[現在46歳]は恐ろしい自動車事故によって身体が麻痺し、丸23年間、意識不明と思われていた。ところが、2006年にリエージュ大学昏睡科学グループが行なったテストから、Houben氏の脳が活性化しており、機能していることが明...
近視のレーザー手術(レーシック) 長期的にも角膜内皮細胞に影響を及ぼさない 米研究
2009
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11
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22
医学
近視のレーザー手術は、長期的にも角膜内皮細胞に影響を及ぼさないことが示され、医学誌「Archives of Ophthalmology(眼科学)」11月号に掲載された。 今回の研究では、レーザー屈折矯正角膜切除術(PRK)またはレーザー原位置角膜切開反転術(レーシック、LASIK)のいずれかを受けた患者16人の 29眼を対象に、手術前および手術から9年後の角膜内面の細胞(内皮細胞)の写真を撮影。内皮細胞の1年あたりの減少率を、レーザー...
失明ラットが視覚回復 光を感じる緑藻の遺伝子を組み込み 東北大
2009
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11
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16
医学
東北大国際高等研究教育機構の富田浩史准教授(分子生物学)らの研究グループは5日、光を感じる緑藻の遺伝子を組み込んだ失明ラットが、正常に近い視覚を回復することが分かったと発表した。4日付の米科学誌プロスワンに掲載された。 富田准教授は、光を感じる網膜の視細胞が障害を受けてしまう網膜色素変性症などで失明した人の視力回復治療につながる可能性があるとした。 研究グループは、緑藻に光を感じる遺伝子があること...
メニエール病の原因は耳石片? 小片がリンパ液の流れを妨げる
2009
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10
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27
医学
難聴や激しいめまいを伴うメニエール病の原因とみられる耳の病変を、大阪市立大の山根英雄教授らが見つけた。 これらの症状は平衡感覚をつかさどる耳の奥の「内耳」にリンパ液がたまって水ぶくれになり、正常な機能が損なわれて起きるが、原因は不明だった。 山根教授らは内耳にある炭酸カルシウムの集まったもの(耳石)から小片がはがれ、液が流れる管を詰まらせるのを確認した。メニエール病は国の特定疾患に指定されている...
ベルトを巻いて血流を制限した「加圧トレーニング」 高齢者の筋肉強化や宇宙での萎縮防止に期待
2009
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10
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02
医学
ベルト状の加圧器具で腕や脚の付け根を押さえながら運動を行う「加圧トレーニング」のシンポジウムが東京大で開かれ、健康や医学面からの効果が報告された。 同トレーニングは、適正に行えば軽い運動で筋肉増強の効果が出ると注目される。同大の石井直方教授は「最大筋力の二割、つまり日常生活程度の運動で筋肉を太く強くする効果が出る」と研究の成果を説明した。 効果を生む詳しい仕組みは未解明。血流が抑えられて筋肉が酸...
「かゆみ」感じる脳部位特定 痛みと別のメカニズム
2009
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09
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25
医学
「かゆみ」を感じる脳の部位を自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の柿木隆介教授らが特定し、24日までに米学会誌に発表した。頭頂葉内側部の楔前部と呼ばれる部位で、類似点が指摘される「痛み」とは別の、かゆみ独自のメカニズムの存在を明らかにしたのは初めてという。 柿木教授は「アトピーなどのかゆみを抑制する薬の開発につながるかもしれない」としている。 柿木教授らは、手首に取り付けた電極を通じ、か...
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