ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった
多葉クローバーを交配させ続けて60年 56葉クローバーがギネス記録に
2010
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09
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22
植物学
岩手県花巻市の農業小原繁男さんが昨年5月、自宅の畑で見つけた56葉のクローバーが、ギネス世界記録に認定されたことが20日、分かった。これまでの記録は小原さんが持っていた18葉。56葉のクローバーは0・5~1・5センチの葉が何層にも重なり、全体の大きさは約4センチ。小原さんは多葉株を自然交配で掛け合わせ、葉の数を増やすことに取り組むなどの研究を60年以上続けていたが、今年5月に85歳で亡くなった。静岡市に住む長男の静...
ヒョウタンゴケが金を蓄積、資源回収に応用へ 原糸体を水槽内でクロレラのように培養
2010
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08
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17
植物学
たき火の跡などによく生えるコケの一種が、金を選択的に体内に取り込むことを、理化学研究所と非鉄金属大手「DOWAホールディングス」(東京都)の研究グループが発見した。最大で乾燥重量の約10%もの金を蓄積するという。貴金属をわずかに含む廃液から、金を再回収する技術として実用化を目指す。金を取り込むのは、「ヒョウタンゴケ」というありふれた種。世界中に分布し、特にたき火や火災の焼け跡でよくみられる。理研は、文部...
「雑草」から組み換え遺伝子検出? 除草剤耐性菜種と交雑か
2010
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07
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21
植物学
三重県内の国道沿いに生えていたアブラナ科の雑草に似た植物から、特定の除草剤が効かないよう組み換えた菜種の遺伝子が検出されたことが2日、市民団体の調査で分かった。輸入した遺伝子組み換え菜種が輸送中にこぼれ落ち、国内に広く見られる雑草のイヌガラシと野外で交雑した可能性が高く、人為的につくられた遺伝子が近縁の植物を通じて生態系にさらに拡散する懸念がある。組み換え菜種と通常の菜種など栽培用植物との交雑は従...
稲の成長を5倍速めるスーパー菌を発見 米の5期作も可能?
2010
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06
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21
植物学
スイス・ローザンヌ大の研究チームは10日、稲の成長を5倍速めることが可能な菌根菌を発見したと発表した。研究チームは、種類の異なる20個の胞子で4年間実験を行った。その結果、一部の胞子は稲の成長を遅らせたが、稲の成長速度を5倍速めた胞子も2個あった。この菌根菌は、遺伝子的に異なった胞子を生産する特徴がある。各胞子は、それぞれの遺伝子構造に応じて稲の成長に異なる影響を及ぼしたとみられる。だが、これらの胞子がど...
輪状に芝が色濃く生え、その後キノコが生える「菌輪」 農作物の収穫量増やす効果
2010
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05
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24
植物学
静岡大学大学院は18日、科学的に未解明だった輪状に芝が色濃く生え、その後、キノコが生える「フェアリーリング(妖精の輪)現象」を引き起こす物質が、農作物の収穫量を増やす効果を持つことを突き止めたと発表した。早ければ2~3年後にこの物質が含まれた肥料が発売される見通しだ。効果を発見したのは、同大学院創造科学技術研究部の河岸洋和教授。河岸教授によると、この物質は「2-アザヒポキンサチン(AHX)」と呼ばれ、キノ...
4000年前の種が発芽 トルコ・セイトオメル遺跡から出土した3粒のうちの1つ
2009
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12
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27
植物学
ドゥムルプナル大学(DPÜ)の文理学部考古学科によるキュタフヤ・セイトオメル遺跡での発掘で3粒の種が発見され、4000年前のものと明らかになった。このうちの1つが発芽した。 発掘隊の隊長であり、DPÜの文理学部考古学科の学科長のネジャト・ビルゲン教授は、アナトリア通信(AA)の特派員に対し、県の中心からおよそ27キロ離れたところで昨年から行われている発掘で、遺跡の南東部の建物から容器に入った植物の種を見つけたこ...
植物の「気孔」の数を増加させる方法を発見 植物内で生産されるデンプンが多くなる
2009
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12
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26
植物学
植物の表面にある二酸化炭素を吸収する穴「気孔」の数を増やす方法を、京都大大学院理学研究科の西村いくこ教授(植物分子細胞生物学)らの研究チームが世界で初めて発見し、10日付(日本時間)の英科学誌「ネイチャー」(電子版)に掲載された。 気孔は、二酸化炭素を吸い込むことによって光合成を助ける役割を持つ。気孔を増やして二酸化炭素の吸収率が上がれば、植物内で生産されるデンプンが多くなり作物の増産につながるほ...
マメ科植物から土壌細菌 「根粒菌」 の窒素固定に必要な遺伝子を発見 化学肥料不使用に道
2009
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11
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28
植物学
愛知教育大の菅沼教生教授(植物生理学)らの研究チームが、マメ科植物から土壌細菌「根粒菌」の窒素固定に必要な遺伝子「FEN1」を発見した。マメ科植物は、化学肥料に頼らなくても生育に必要な窒素を「根粒菌」との共生で獲得できる。今回の発見が、マメ科以外の植物にも応用できれば、化学肥料を減らした省エネ農業実現の可能性がある。26日付英科学誌ネイチャーで発表される。 マメ科植物には「根粒菌」が感染し、根に球状の...
植物は細菌に感染すると、病原体と「心中」する? そのメカニズムを解明
2009
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10
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21
植物学
細菌が感染したアブラナ科の植物が、細胞の一部を犠牲にして病原体と“心中”する防御のメカニズムを、京都大学大学院理学研究科の西村いくこ教授(植物分子細胞生物学)らの研究チームが世界で初めて突き止め、研究成果が15日付の米科学誌「ジーンズ・アンド・ディベロップメント」(電子版)に掲載された。 西村教授によると、病害虫による作物の被害は、世界の全農作物損失の約3割に及ぶといい、西村教授は「農薬に頼らずに...
コケが陸上植物の 「起源」 ではない可能性?
2009
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09
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15
植物学
コケが陸上植物の起源ではない可能性が高いことを、自然科学研究機構・基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)の長谷部光泰教授らの研究チームが突き止めた。特定の遺伝子を壊す実験により、コケにも地上に先祖がいた公算が大きいとみている。200年以上の歴史を持つ植物学の定説が覆されるかもしれないという。成果は10日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載された。 コケの一種、ヒメツリガネゴケで細胞の記憶を制御する遺伝...
ミステリーサークル? ブロッコリー畑に直径8メートルの謎の円が出現
2009
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09
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13
植物学
鳥取県大山町のブロッコリー畑で、円形状に苗が枯れる現象が2カ所で確認され、生産者らを驚かせている。4日朝の雷雨の後に発生したため、JA鳥取西部などは「落雷が原因ではないか」としているが、これまで見られなかった現象に、生産者らは「ミステリーサークルのようだ」と不思議がっている。 現象が確認されたのは、同町岡と国信の畑。苗は脱水症状になって枯れており、枯れた部分は、岡では畑の真ん中に直径8メートルの円が...
ネズミも「消化」する食虫植物、世界最大級のウツボカズラを発見 (グロ注意)
2009
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08
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21
植物学
昆虫などを捕獲する食虫植物の中でも、ネズミも「消化」できると見られる世界最大級の新種をフィリピン南西部のパラワン島で発見したと、英国の植物学者が発表した。 新種はウツボカズラの仲間で、英国を代表する動物・植物学者、デイビッド・アッテンボロー氏にちなみ、「ネペンテス・アッテンボロギ」と名付けられた。ウツボカズラの仲間は、つぼのような形の捕虫器を持っている。捕虫器は酵素を含む液体があり、昆虫などをこ...
サツマイモを空中栽培?…中国で特許登録
2009
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07
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12
植物学
温室の中で、鈴なりのサツマイモがつるからぶら下がる「紅イモの樹」。昨年、中国農業科学院が特許登録し、内外の注目を集めている。 培養液の中の根から、茎を垂直に伸ばし、果物のようにイモを実らせた。トマトやメロンの空中栽培は日本でも見られるが、イモは画期的。視察した千葉大客員教授の古在豊樹氏(植物環境工学)は「見てびっくり。根菜類が空中で育つことを証明した世界でも例のない栽培法」と評価する。 一年中、...
「飛ぶ種」の動力学 飛行機やヘリを上回る効率
2009
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06
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23
植物学
この高速ビデオは、カエデの翼果が何キロメートルも空気で運ばれ得る秘密は、回転時に翼果が発生させる竜巻のような渦流にあることを示している。 カエデの平らで細長い翼果は、「ヘリコプター」(whirlybirds)との異名があるとおり、風に乗ってくるくると回転しながら落下する。カエデの翼果では、種子の側に重量が偏っており、この重量配置によって、落下時に独特の回転が起きるのだ。[ニレ属やホップノキでは翼果の中心に種子...
土を使わない水耕栽培で、1粒のタネからトマト2万個
2009
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06
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02
植物学
北海道恵庭市にある農業と環境のテーマパーク「えこりん村」で、土を使わない水耕栽培で1粒のタネからトマト2万個の収穫に挑んでいる。 水耕栽培では、水温や肥料の濃度を一定に保ち、たくさんの酸素を根に与えることで、根が縦横無尽に伸び、収穫量も多くなるという。昨年11月に植えたタネから伸びた茎は直径5センチと太く、無数の赤い実を付けた“トマトの森”に成長した。挑戦4年目の今年は、10月までに昨年の記録(1万7185個...
チェルノブイリで放射線 耐性植物?スロバキア科学アカデミーが発見
2009
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05
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20
植物学
1986年に起きた放射能漏れ事故以来、20年超が経過したのにも関わらず依然として高い放射能によって汚染されているチェルノブイリの周辺地域で耐放射能性を持つ珍しい大豆系の植物が繁殖していることが学術専門誌「Journal of proteome research」に掲載された論文「Proteomic Analysis of Mature Soybean Seeds from the Chernobyl Area Suggests Plant Adaptation to the Contaminated Environment(DOI: 10.1021/pr900034u)」...
日本国内で自生 「トリュフ」15種発見
2009
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04
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19
植物学
世界3大珍味のひとつとされ、高級食材として珍重されるトリュフの仲間(セイヨウショウロ属)が、国内に少なくとも15種自生していることを、東京大アジア生物資源環境研究センター(東京都西東京市)などが18日までに、初の遺伝子解析による分類で突き止めた。 国内では従来、数種類が報告されていたが、これを大きく上回り、ほとんどが新種とみられるという。ただ、これらが食用に適するかは詳しく調べておらず不明という。 ...
植物の受精導く物質発見 名大チーム、140年の謎解明
2009
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03
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22
植物学
植物のめしべに花粉がついた後、受精を導く物質の正体を、東山哲也・名古屋大教授(植物細胞学)らのチームが突き止めた。140年前から研究されてきたが、長く謎だった。ふつうは受精しにくい種の間で有用な雑種をつくり出す道を開く可能性がある。19日付の英科学誌ネイチャーに発表、写真が表紙を飾る。 花を咲かせる植物は、めしべの先端に花粉がつくと、花粉から「花粉管」と呼ばれる細い管が伸びて、めしべの中にある「卵細胞」に到達、受精する...
色の効果は? 野菜栽培、LEDの光で実験
2009
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02
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25
植物学
京都市の企業が、寿命が長く消費電力の少ない発光ダイオード(LED)を使い、色の組み合わせなどを変えて野菜栽培の実験を続けている。 農業ベンチャー「フェアリーエンジェル」(京都市北区)とLEDメーカー「シーシーエス」(同市上京区)は、共同で福井県美浜町の野菜工場で、レタス類324株に赤、青、緑のLEDをバランスを変えて照射する実験を行っている。 赤色は光合成を促し、青色は植物の形づくりに効果的といい、色の組み...
植物の光合成を担う葉緑体が、細胞増殖や核DNAの複製を制御
2009
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01
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09
植物学
植物の光合成を担う葉緑体が、細胞増殖や核DNAの複製を制御していることを千葉大大学院園芸学研究科の田中寛教授らが突き止めた。葉緑体などの細胞内小器官は核に従属的であるとされてきた定説を覆す成果で、真核生物の進化の仕組みを探る手掛かりになるという。米科学アカデミー紀要(電子版)に6日、掲載された。 植物や動物などの真核生物の細胞内にある葉緑体やミトコンドリアは、10億年以上前に細胞内に入り込んだバクテリ...
国道344号沿いで巨大キノコ 「オニフスベ」 発見
2008
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08
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15
植物学
酒田市安田の国道344号沿いの草むらで、巨大なキノコ「オニフスベ」がこのほど見つかり、近所の人たちを驚かせている。 発見したのは近くに住む守屋隆さん(83)。12日に通り掛かった際、「白いボールでも落ちているのかな」と思い、よく見たところ直径30センチほどのキノコであることが分かった。守屋さんは「初めて見た」と目を丸くしていた。 オニフスベは、ホコリタケ科のキノコで最大50センチほどにもなり、食べることも...
重イオンビームを使って白いナデシコ作製に成功
2008
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08
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04
植物学
理化学研究所仁科加速器研究センターの阿部知子チームリーダーらは、北興化学工業と共同で、リングサイクロトロンの重イオンビームを使って、従来の育種法では10年近くかかっていた育種年限をわずか3年でわい性ナデシコの花色改良に成功し、白花の新品種を作出した。 重イオンビームを使った突然変異誘発法は、従来のガンマ線照射やX線照射などの物理的変換処理や化学的な変異剤処理などの突然変異誘発による品種改良に比べ、...
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