ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった
「貴国に派遣した使者を無事に返せ」と、書かれたヒッタイトの粘土板発見
2010
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09
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26
考古学
中近東文化センター(東京都三鷹市)付属アナトリア考古学研究所(トルコ・カマン)は22日、鉄製武器で栄えた古代トルコのヒッタイト帝国(紀元前1400~同1200年ごろ)の遺跡ビュクリュカレ(トルコ中部)から、くさび形文字で書かれた外交文書とみられる粘土板1枚を発見したと明らかにした。研究所調査隊によると、ヒッタイト帝国の粘土板の大半は当時の首都ボアズキョイで発見されており、首都から約100キロ離れたビュクリュカ...
初期人類は日常的に人肉を食べていた? 子供の遺体11人に調理の痕が・・・
2010
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09
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17
考古学
洞穴で暮らすヨーロッパの初期人類にとって、人肉は儀式のごちそうでも餓死を避ける最後の手段でもなかったようだ。スペインで発掘された骨の化石から、日常的な食人の可能性が明らかになった。しかも、化石が発掘された一帯では、すべての初期人類が人肉を食べていた可能性がある。食人風習の最も古い例だという。80万年前に解体された人間の骨が見つかったのはスペイン北部、アタプエルカのグラン・ドリーナ洞穴。骨に残る跡から...
ツタンカーメンの死因はマラリアではなく、鎌状赤血球症? (この疾患はマラリアに耐性)
2010
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08
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13
考古学
古代エジプト王朝のツタンカーメン王は、マラリアではなく、遺伝性の血液疾患「鎌状赤血球症(SCD)」で死亡した可能性があるとの研究が23日、米医学誌「米国医師会雑誌」オンライン版に発表された。死因に関しては今年2月、エジプト、イタリア、ドイツの国際チームが、DNA鑑定やCTスキャンなどによる研究の結果、「王は免疫不全の状態で、おそらく落下により、突然足を骨折したために命にかかわる状態となって、マラリアに感染し...
紀元前3500年頃の世界最古の革靴、アルメニアで発見 靴紐付き
2010
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06
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12
考古学
アルメニアの洞窟で発見された遺物の靴を調べていた国際的な考古学チームは、放射性炭素年代測定法による分析の結果、紀元前3500年ごろのもので世界最古の革靴であることが分かったと発表した。ロイター通信が9日、伝えた。革靴が発見された洞窟は、イランやトルコとの国境に近い地域に位置し、洞窟内は低温かつ乾燥していた。靴は牛革製でほぼ完全な形で残っており、靴ひももあった。靴は片方だけで、長さが約24・5センチ、幅が7....
ネアンデルタール人と、現生人類は混血していた? ゲノム比較で推定
2010
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05
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12
考古学
約3万年前に絶滅した旧人「ネアンデルタール人」のゲノム(全遺伝情報)を骨の化石から解読したところ、現生人類とわずかに混血していたと推定されるとの研究結果をドイツのマックス・プランク進化人類学研究所や米バイオ企業などの国際チームが7日付の米科学誌サイエンスに発表した。 旧人と現生人類は数十万年前にアフリカで共通の祖先から枝分かれした近縁種で、ある時期、地球上で共存していたとされる。混血の有無は人類...
バーミヤン石仏の破壊中止を、最も熱心に働きかけてきた日本 回想録で明らかに
2010
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04
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12
考古学
2001年にアフガニスタンの当時の支配勢力タリバンによって破壊されたバーミヤン石仏について、日本が破壊防止のため、解体などによる保存策の提案をタリバンに行っていたことが、当時の駐パキスタン・アフガン大使の回想録から明らかになった。 回顧録によると、タリバンがバーミヤン石仏を破壊しようとしていた01年、日本は破壊をやめさせようと最も熱心に働きかけてきた国だった。スリランカの僧侶らを伴ってザイーフ氏を訪れ...
ダチョウ卵の殻に幾何学模様? 6万年前の地層から多数見つかる
2010
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03
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15
考古学
南アフリカ共和国の大西洋岸近くにある洞穴内の約6万年前の地層から、平行線や格子状の精巧な刻みがたくさんあるダチョウの卵の殻が多数見つかった。フランス・ボルドー大などの国際研究チームが6日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。 細かい破片の状態で発見されたが、当時の狩猟採集生活の人類が、丸い殻に小さな穴を開けて中身を食べた後、水筒として利用したとみられる。表面の刻みは、持ち主の個人や集団を示す...
ピラミッドの建設に従事した「労働者」の墓は、王の側に埋葬 奴隷説を覆す新たな証拠
2010
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01
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12
考古学
エジプト・ギザでクフ王の大ピラミッドやカフラー王のピラミッドの建設に従事した労働者の複数の墓が新たに見つかったとホスニ文化相が10日発表した。通説ではピラミッドは奴隷が建設したとされてきたが、発掘を担当した考古最高評議会のハワス事務局長は「墓は王のピラミッドのそばに造られており、労働者が奴隷でなかったことを示す貴重な発見」と指摘している。 墓は古王国時代の第4王朝(約4600年前)ごろのもので、泥れん...
約1400年前の古墳おにぎり弁当(8個入り)、港北ニュータウンで発掘 エックス線解析で判明
2010
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01
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06
考古学
横浜市都筑区の港北ニュータウン開発の遺跡調査で、発掘された古墳時代後期(約1400年前)の炭化した米の塊について、弁当箱に入れられたおにぎり8個だった可能性のあることが、市埋蔵文化財センターの調べで分かった。こうした形で見つかるのは全国的にも珍しいという。“おにぎり弁当”は、12日から、市歴史博物館(同市都筑区)で公開される。 センターによると、米の塊(長さ14.5センチ、幅9.2センチ)は1980年代に発掘。現在...
発掘された多数の人骨にカニバリズム(食人)の痕跡が発見される、新石器時代初期の埋葬場所
2009
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12
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09
考古学
Antiquity誌によると、ドイツ南西部の7,000年前の埋葬場所の発掘で、大規模な食人の証拠が発見された。 論文の著者らによると、発見は新石器時代初期の欧州のカニバリズムの稀な証拠だという。現場はヘルクスハイム村近く。1996年に最初の発掘が行われ、2005年から2008年にかけても調査が行われた。発掘された500体ほどが食人の対象となった可能性があるとのこと。「故意に切断された」人骨には子供や胎児のものさえ含まれてい...
滑り止め?古代文字? 聖書時代の謎の石製カップをエルサレムで発見
2009
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09
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21
考古学
それは一見したところ、ただの壊れた泥まみれの石製のカップにしか見えなかった。しかし、発掘チームが洗浄作業を進めると、表面に10列の謎の文字列が刻みこまれていることが判明した。このカップは2000年前のもので、イスラエルの首都エルサレムで発見された。 発掘チームのリーダーでノースカロライナ大学チャペルヒル校のシモン・ギブソン氏は次のように話す。「石のカップ自体は当時のユダヤ人家庭ならどこにでもあるありふ...
大豆痕跡5点発見 縄文農耕論の可能性高まる
2009
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05
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19
考古学
「縄文時代に、大豆を栽培していたことがほぼ確実になった」。大豆痕跡5点を発見した意義を、研究チームの中山誠二県立博物館学芸課長はこう説明する。 県立考古博物館や県埋蔵文化財センターなどの研究者5人は、1年半前に大豆痕跡が見つかった縄文時代中期の酒呑場(さけのみば)遺跡(北杜市)に加え、同時代の女夫石(めおといし)遺跡(韮崎市)から出土していた土器を調査。土器に残る痕跡にシリコンを流して型を取り、顕...
53万年前の障害児 見捨てずに育てた?
2009
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04
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02
考古学
頭蓋が変形している最古の子どもの骨が発見された。この発見により、初期人類が障害児をすぐに見捨てたり、殺したりしていたという俗説が間違っている可能性が示された。 多くの哺乳動物は、重度の奇形が見られる新生児の育児を放棄することが知られている。したがって科学者たちは、古代の人類も同じような行動を取っていただろうと考えていた。 しかし、今回発見された53万年前の頭骨の化石は、まれな先天異常を持っていた...
弥生人も牡蠣は好物だった? 貝塚から大量に牡蠣殻が見つかる。
2009
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01
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22
考古学
弥生人も広島湾の牡蠣が大好物だった―。広島市文化財団が発掘調査中の市最北の貝塚(弥生時代後期、3世紀)から大量のカキ殻が見つかるなど、弥生人が牡蠣を食べていたことを示す貝塚が広島湾岸域で27カ所に上ることが19日までに分かった。広島産カキは江戸時代から養殖が始まり、全国ブランドとなったが、その味は約1800年前から「お墨付き」が与えられていたといえそうだ。 市最北の貝塚が出土したのは、安佐北区大林町の柳遺...
遺跡から見つかった歯の歯垢を分析、9200年前の食生活が判明
2008
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12
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13
考古学
ワシントン(AP) 約9200年前の人々がどんな食生活を送っていたのか?米国の研究者が遺跡から見つかった歯に残っていた「歯垢」を分析することで、当時の人類が食べていた穀物の種類などが判明したと、米科学アカデミー紀要(PNAS)電子版に12月1日、発表した。 米スミソニアン熱帯研究所と米国立自然史博物館の研究チームは、南米ペルー北部ナンチョク谷付近で、約5500─9200年前に暮らしていた人々の遺跡から発掘された、6─8人の...
おっぱい有り の 縄文晩期 板状土偶 が 北海道余市から出土
2008
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10
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31
考古学
後志管内余市町栄地区の「栄町7遺跡」で同町教委が行っている発掘調査で、縄文時代晩期(約三千-二千五百年前)の板状土偶一体が見つかった。これまで道内で出土した同期の板状土偶にはなかった乳房の膨らみがはっきりあるのが特徴で、専門家は「貴重」としている。 土偶は縄目などでつけた文様はなく、素焼きのままで、暗褐色。長さ一一・六センチ、幅は最大の腹部が五・四センチ。厚さは顔の部分が二・六センチ、胸部が二セ...
弥生人もコイ養殖 愛知・朝日遺跡 歯の化石分析で判明
2008
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09
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23
考古学
弥生時代の代表的集落遺跡の朝日遺跡で、幼いコイの歯の化石が多数出土、コイを飼って食べていたとみられることが、滋賀県立琵琶湖博物館などの調査で分かった。コイの養殖を示す国内最古の事例。冬の保存食にしたようで、狩猟採集中心だった古代の食料事情に新たな一面を加える発見となりそうだ。 縄文の遺跡でもコイの歯が見つかったが、幼魚は含まれていなかった。養殖の技術は、水位制御が必要な稲作とともに大陸から伝わっ...
弥生時代の 盾 に 緑色顔料 東アジアで最古、鳥取の遺跡
2008
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09
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16
考古学
鳥取市の青谷上寺地遺跡で出土した弥生時代後期(1-3世紀)の盾に塗られた緑色顔料の「緑土」が、東アジアでは最古の使用例だったことが分かり、鳥取県埋蔵文化財センターが3日発表した。 弥生時代の顔料はこれまで朱の赤、漆の黒が知られていたが、大陸の顔料が伝来する以前の日本独自の色彩を知る貴重な史料となりそうだ。 緑土が塗られていたのは1998年に出土した盾2枚の一部。1枚は長さ約88センチ、幅8・5センチで、もう...
アンティキティラの歯車」 は五輪の開催年を告げる機械だった
2008
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08
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05
考古学
国際研究グループの調査により紀元前の古代ギリシャの沈没船から発見された「アンティキティラの歯車」と呼ばれる機械式の天球儀は、古代ギリシャで4年に1度開催されていた古代オリンピックの開催年を知らせるための機械であることが30日、英科学雑誌「ネイチャー」に掲載された論文により明らかとなった。 この研究報告を行ったのはトニー・フリース博士を中心とする「『アンティキティラの歯車』研究プロジェクト」に参加して...
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