ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった
透けるほど皮膚の色が薄い「透明ガエル」誕生 解剖せずに体内観察 (画注意)
2010
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09
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30
生態学
皮膚の色素がほとんどなく、内臓や骨まで透けて見えるカエルを、広島大理学研究科の住田正幸教授らが作製し、大量に生み出すことに成功した。これまでに透明なメダカや金魚の開発例はあるが、両生類では初めて。解剖せずに体内を観察できるため、医療研究の実験動物に利用できる。10月にも提供を始める予定。住田教授らは、通常は褐色だが、まれに現れる黒の色素や光沢成分を持たないニホンアカガエルの突然変異体2匹を野外から探...
枝の弾力を使い電流フェンスを跳躍 ニホンザル十数匹が研究所から脱走 翌日に「帰宅」
2010
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07
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07
生態学
京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)のニホンザル十数匹が、木の枝の弾力を利用して高さ5メートルのフェンスを乗り越え、飼育場から脱走していたことが6日わかった。サルはすべて捕獲されたり、戻ったりしている。平井啓久副所長によると、サルが脱走したのは4日午後1時頃。職員がサルの数が少ないのに気づいて捜したところ、フェンスの外側で群れているサルを見つけた。ピーナツでおびき寄せて5匹を捕獲。他のサルは5日朝の給...
サンショウウオの四肢再生の謎を解明か
2009
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08
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04
生態学
サンショウウオは脚を切断されても再生するが、このメカニズムを解明したとする論文が、1日の英科学誌「ネイチャー」に発表された。ヒトに応用して臓器などの再生に役立てられることが期待される。 すべての生き物は体の一部を再生する能力を持っており、たとえばほ乳類は、皮膚を再生したり折れた骨を接合することができるが、サンショウウオの再生能力は群を抜いている。サンショウウオは脚を失っても数週間以内に新しい脚が...
文化はDNAに組み込まれている? 「隔離された鳥の歌」 実験
2009
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06
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18
生態学
キンカチョウ(英名はZebra Finch)は、通常はその複雑な求愛の歌を父親から習う。しかし独力でも、わずか数世代を経るだけで、自発的に発展させて同じ歌を歌うようになることがわかった。オスのキンカチョウは通常、その複雑な求愛の歌(MP3)を、父親や親戚のオスから習う。歌の手本となる者が周囲にいない場合は、従来の歌からかけ離れた、メスのキンカチョウにとって耳障りな歌になってしまう(MP3)。つまり、どの鳥たちも父親や親...
「交尾」 目的で肉を贈るチンパンジーのオス 交尾に至る確率が2倍に
2009
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04
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12
生態学
野生のオスのチンパンジーは獲物の肉をメスに分け与えることがあるが、そうして肉を贈ったメスと交尾に至る確率は2倍に跳ね上がることが新たな研究でわかった。 食料を与えることでオスの交尾の成功率が上がるという仮説は以前から想定されていたが、今回の研究結果はこれを裏付けるものである。女性をディナーに誘うという伝統的なデートの形は、進化の過程で登場した行動の1つなのかもしれない。 チンパンジーの主食は植物...
生物を昔の環境に戻したら、DNAは「逆進化」するか?
2009
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02
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17
生態学
ある生物をタイムマシンに乗せて過去に送り届けたら、その生物のDNAは逆方向に進化し、その遺伝情報は先祖返りをするだろうか?その答えが、科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」(1月11号)に掲載された。 この興味深い問題を探るべく、ポルトガルと米国の科学者らは、キイロショウジョウバエと、昔の環境を再現した研究室を使って、実験を行った。 実験に使ったハエは、1975年に採集された1つのグループの子孫だ。原生種は...
ナマコの生殖行動を誘発する、人工ホルモンの精製に成功 大量生産が可能に
2008
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11
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29
生態学
九州大学農学研究院の吉国通庸(みちやす)教授を代表とする研究グループは21日、マナマコの生殖行動を誘発する人工の神経ホルモン精製に成功したと発表した。中国で高級食材として乾燥ナマコの需要が拡大し、国産マナマコの輸出額が年々急増する中、資源の管理が課題となっていた。この神経ホルモンを使えば、低コストで安定した大量生産が可能という。 研究グループによると、従来のマナマコ養殖は、温めた海水に漬けて紫外線...
エチゼンクラゲ なぜ?今年は姿見せず…首かしげる水産庁
2008
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11
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09
生態学
毎年のように深刻な漁業被害を与える大型のエチゼンクラゲが、今シーズンは日本海上でほとんど目撃されていない。水産庁は「極めて珍しい。姿を現さない理由も見当がつかない」と首をかしげている。 エチゼンクラゲは中国沿岸で発生し、最大で傘の直径が2メートル、重さ150キロにもなる。主に対馬海流に乗って8月から翌年2月ごろ日本海沿岸を漂流し、出現のピークは10、11月。1回の定置網漁で3000匹以上がかかる場合もある。網...
「産卵海域」で ニホンウナギ の親魚を初捕獲、卵から育てる養殖法の開発に期待
2008
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09
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23
生態学
「ニホンウナギ」の親魚が太平洋マリアナ諸島沖の産卵海域の深海で、初めて捕獲された。水産庁と水産総合研究センターが22日、発表した。この海域ではこれまで誕生直後の幼生しか見つかっていなかった。謎に包まれたウナギの回遊ルートや産卵条件の解明につながると期待される。 ニホンウナギは日本、中国、韓国などにすむ。成長すると産卵のため川を下り、海に入る。どこで産卵するのかが長年の謎だったが、東京大海洋研究所...
ネズミに似た原始的な 小型哺乳類 「 ハネ オツパイ 」は ヤシ果汁酒を日常的に飲む
2008
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09
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07
生態学
マレーシアの熱帯雨林に生息するネズミに似た原始的な小型哺乳類「ハネオツパイ」がアルコールが含まれる果汁を日常的に飲んでいることが分かり、ドイツの研究チームが29日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。 チームによると、ある種のヤシの花のつぼみに酵母菌の働きで発酵した果汁が蓄積。アルコール度数は最大3・8%で、最盛期には強いアルコール臭を放つという。 ハネオツパイはこの果汁を日常的に摂取。...
地磁気を感知? 牛や鹿は、南北向きで食事や休憩
2008
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08
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27
生態学
牛やシカは食事や休憩の際、多くが南北方向を向いていることが分かったと、ドイツとチェコの研究チームが25日、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。 回遊魚や渡り鳥と同様、「地磁気を感知しているのではないか」と指摘している。 研究チームは、人工衛星から撮影した写真を公開しているインターネットの「グーグルアース」を活用。世界の牧草地308か所の写真に写っていた牛8510頭を調べた結果、大半が北か南を向...
深海のミステリー、カメはなぜ深く潜るのか?
2008
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08
/
15
生態学
通常は浅瀬に生息するウミガメたちは、時として海中深く潜水する。海面から1000メートルも潜るカメもいるというが、この理由はこれまで不明のままだった。 この謎の解明に、英スウォンジー大学のジョナサン・ホートン教授らの調査チームが挑戦し、その結果が8日、英科学誌『The Journal of Experimental Biology』に掲載された。 調査チームは、オサガメ13匹に、居場所、温度や潜った深さや時間などを記録するデータロガーを取...
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