洞穴で暮らすヨーロッパの初期人類にとって、人肉は儀式のごちそうでも餓死を避ける最後の手段でもなかったようだ。スペインで発掘された骨の化石から、日常的な食人の可能性が明らかになった。しかも、化石が発掘された一帯では、すべての初期人類が人肉を食べていた可能性がある。食人風習の最も古い例だという。

80万年前に解体された人間の骨が見つかったのはスペイン北部、アタプエルカのグラン・ドリーナ洞穴。骨に残る跡から、西ヨーロッパ最古の人類とされるホモ・アンテセッサー種(Homo antecessor)は食人が一般的だったとわかった。
発表によると、1994年に発見されたホモ・アンテセッサー種は、遺体の調理が一般的で慣習化していたらしい。必要な栄養を摂取し、しかも敵を根絶やしにできる一石二鳥を狙ったようだ。
発掘された骨には、切削痕や打撃の跡がはっきり残っていた。“調理”用の石器によるものと思われる。研究に参加したホセ・マリア・ベルムデス・デ・カストロ氏によると、バイソンやシカ、野生のヒツジなどと一緒に少なくとも11人の骨が見つかり、すべて食用に解体された痕跡があったという。肉を切り取ったり、骨を砕いて髄を取り出したり、脳を食べた痕跡もある。
引用元:
ナショナルジオグラフィック
6 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 15:31:51 ID:cXIXwDyZ
ネフィリムやアステカの神々が司祭に人肉を要求して、
人間が調理して直接食べたのはネフィリム達で、人間は直接食べなかった可能性もあるぜ。

8 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 15:44:11 ID:aY0pnb/x
脳なんか喰っちゃって、例の病気は大丈夫だったのだろうか?
10 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 15:48:15 ID:ITQcZrRv
生物としたら、実に理に適った行為だけどな。
47 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 18:47:01 ID:ngIXIYkJ
>>10
個体レベルではそうだが、種としては、宗教というか倫理というかそういう精神文化を発達させて、
共食いへの衝動を押させることによって、生物としてのヒトが繁栄できたのかも。
15 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:07:01 ID:aOTwhbbo
逆に何が理由で、食人習慣を止めるようになったか気になる。
17 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:11:04 ID:EGilYbXb
>>15
食人しなくなったのは、例の病気のせいでしょ。
20 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:19:19 ID:vW0YKpLq
人喰う→プリオンが溜まって狂って死ぬ→天罰だコレ
って感じで宗教観、倫理観が出来たのかもな。
25 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:36:55 ID:a/o/c4iz
>>20
異常プリオンに限らず、寄生虫なんかもあるだろうしね。
寿命がある程度長い多くの生物種で同属食が行われにくいのはそのせいだろうね。
逆に考えると、人類含め、霊長類で同属食が比較的多く見られるのが不思議だ。
21 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:21:22 ID:v7cqw1HZ
イギリスで有名なのは
ソニービーン一族27 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:39:24 ID:hzl0ob6t
だって明代の中国じゃ、飢饉時の非常食でも何でもなく普通に日常の食材の一つだったべ。
両脚羊と言って、普通に市場で売ってたわな。
28 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:45:36 ID:bMHRfYfj
>>27
美味しいの?
30 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 16:56:35 ID:rgRZyiQ8
文化大革命でもあったね。
33 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 17:25:56 ID:aY0pnb/x
>>30
文革の頃は学校の先生が、いきなり同僚や生徒に生きたまま解体されて、本人の目の前で摘出した
肝臓を廻し喰い、肉は煮炊きされてみんなで味わったそうだ・・・
って話を、5cm位の厚さの文革に関する本で読んだ記憶が
35 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 17:40:01 ID:TRJ0bSoi
ネアンデルタール人のほうが脳の容量は多かった人種なのに、こうやって滅亡されたのかな?
より残酷なほうが、生存に有利なんだろね。
ネアンデルタール人女性の復元模型36 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 17:42:55 ID:iLRYyL3r
なんで呪術に使われたという判断はないのかと。
45 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 18:41:28 ID:7KMGhLnA
ロシアも、そうだったんでしょ?
46 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 18:42:26 ID:6LtACrnx
>>45
どこでもあることだな。
49 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 18:55:42 ID:pkMJFiao
日本人に入るか意見が別れると思うが、東北関東人も人の肉を食っていた。
ただし、飢餓時だが。
54 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 19:10:09 ID:8JuHaIaI
80万年で初期人類とか、相変わらず笑かしてくれるな。
61 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 19:31:11 ID:a/o/c4iz
>>54
ホモサピエンスは30万年も経ってないんだから、充分に初期人類といえる。
58 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 19:21:49 ID:DHOrIDTn
ただの葬儀の際の儀式だろ?
高度な知性とちゃんとした文化があったという、證據にほかならない。
63 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 19:43:38 ID:hsXqm3ZR
またまた考古学者の妄想癖かよ。人肉食は危険、人間に感染する病原菌で一杯だ。
そんなことをやり続ければ一部族すぐ壊滅。
65 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 19:47:04 ID:omoh9MRq
>>63
だから、食人をしなくなったんだろ。
67 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 19:51:35 ID:CXlsqSxL
メスも喰われてたんだろうか?
交尾目的で肉を贈るチンパンジーのオスチンパンジーは、メスは一般的に出産可能な年齢になると、生まれ育った集団を離れ他の集団に移り
そこで子供を産む(Wikipedia)と同様の事をしてたら格好の餌食だしな。
69 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 20:06:29 ID:sRhjCLXB
敵を始末してタンパク源にもなって、一石二鳥ってとこか。
78 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 21:13:26 ID:0C4j4JHO
可愛い子を見ると美味しそうって、つぶやく俺は末期?
前髪ぱっつん専用タンブラー79 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 21:16:49 ID:fZy9+NK+
>>78
まあ日本人は「食べちゃいたいくらいカワイイ」
とか普通に言うもんな。
82 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 21:43:28 ID:0ZvEmcNJ
まあ農業も、倫理感も無いこの時点では普通のことではないかと。
85 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 22:21:33 ID:6TO0f9xu
食人の習慣があると、
奇病の流行が致命的で長い間続けられない気がするけど。
90 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 22:41:09 ID:fRR7663A
異常プリオンになるから、食べてた種族が淘汰されたんじゃない?
食べるのを止めたんじゃなくて。
100 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 23:41:25 ID:bzRQLdzp
>>90
ヤコブ病は、潜伏期間が数十年単位と長い。

30年も生きてれば上等って時代だと、別に大した淘汰圧はなかったかもしれん。
平均寿命が伸びたり、集団としての規模が大きくなれば病気として表面化してくるだろうけどね。
92 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 22:48:59 ID:epFM2oS7
中国は、清朝末から中国革命を経て近代化していく過程でカニバリズムは消滅したはずだったが、
文化大革命の時に一気に復活。文革の実態は、中国人同士の凄惨な共食いだった。

98 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 23:24:09 ID:X3u+sMcT
>>92
秦の始皇帝以降“焚書坑儒”とリセットの繰り返し、35年前に其れを遣っただけ。
93 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 22:51:32 ID:/SntDhCh
女体盛の歴史って随分長いんだな・・・
94 :名無しのひみつ:2010/09/02(木) 23:04:59 ID:atBPYOGq
>>93
三国志か三国志演技にも、自分の妻を食材にした描写があったような。
95 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 23:05:58 ID:QcrSjr6E
今現在の南アフリカには、アルビノ(先天性白皮症)の子供の肉が、エイズの特効薬という迷信がある。
今現在の中国で、堕胎した胎児や胎盤が、高値で売り買いされている。
11歳のアルビノ女児が殺害される96 :
名無しのひみつ:2010/09/02(木) 23:18:12 ID:M6AzKeN2
しかし、なんで病気になるんだろ?
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コメント
2010/09/17 URL 編集
しかし、今は・・・自殺を強いられる
社会構造になってしまった
兎角、この世は生き辛いということさ (;=ω=)ウウム
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
敵部族の食人?は珍しくないじゃん
社会が広がってみんな同一の”ヒト”って認識するようになったから
食べない風習が広まったけど
2010/09/17 URL 編集
猿と分化しはじめた原人未満でまだチンパンと大差無い
倫理どころか自我があったかもあやしい時代じゃん
チンパンは他所の群れを襲って子チンパンを食うんだから
何も不思議なことじゃないよ
2010/09/17 URL 編集
普通に人肉売ったり食ってたりしてたしな
2010/09/17 URL 編集
人類の系統上の祖先なんだから「初期人類」で間違えはなし。
チンパンジーと人類の分化はさらにその前の700~500万年前。
2010/09/17 URL 編集
生き物は活動時間の殆どを食料調達に費やしてるわけだから
人間を食べても不思議じゃない
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
生まれたばかりの子供の肉が不老長寿に効くとかあるし。
西遊記で赤ん坊の姿した果物食うと霊力つくとか、あれも果物じゃなくて赤ん坊だったんじゃねーかね。
北朝鮮では行方不明になった子供が出ると翌日闇市に肉が並ぶとか。
キチガイみたいな連中は割りと近くにいるわけだな。
2010/09/17 URL 編集
まぁいっぱいいるからなw
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
文明社会になったらやらなくなるんだろうけど(中国除く)
中国だけじゃなく、オーストラリアも結構近くまで食べてるし
意外と多いな。
※20907
食人文化としては、食べられた人の霊に家を守ってもらうってのも
東方見聞録辺りであった覚えがある。
2010/09/17 URL 編集
うちの地方でも葬式の時に親族が骨を食べる振りをするぞ。
Wikipediaにも乗ってる。
2010/09/17 URL 編集
似たような仕組みなんかね?
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
http://kikyoya.dreamlog.jp/archives/1812583.html
>黎さんの話では、赤ん坊を食べるのは農村ではありふれていると言う。
http://livedoor.2.blogimg.jp/drecom_kikyoya/imgs/2/b/2b35420e.jpg
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
忘れたけど、人肉を食べると感染るとかなんとか
2010/09/17 URL 編集
( ○○)
(||||)
2010/09/17 URL 編集
アフリカのアルビノは神聖視されてるんだよ。一部地域では200人に一人と高い割合で生まれる。
どう神聖視されてるかとゆーと、バラバラに解体して身体の一部をお守りにするとか、解体した身体は呪術師が高く買い上げて呪術の材料にしたりする。
バラバラにされないように国連が保護してるんだよ。ネタじゃないよ。
2010/09/17 URL 編集
2010/09/17 URL 編集
2010/09/18 URL 編集
戦時中の話したら・・
2010/09/18 URL 編集
なんでそういうのがあるのか疑問だったけども、食べる側と食べられる側ってことか。
民主主義とか平等とかで規制しないで、自然に任せて自由にやらせておくと弱い者が強い者に食いものにされるわけですね。
つまり奴隷とか社畜の社会の方が合理的だと。
2010/09/18 URL 編集
2010/09/18 URL 編集
マジレスすると人間は同族の肉を食べるようにはできてないので
人間のたんぱく質は上手く消化されなくて身体に悪い
喉渇いたーって海の水飲むに等しい行為
2010/09/18 URL 編集
具体的にどういうタンパク質が消化されないの?
>喉渇いたーって海の水飲むに等しい行為
そこまで体に悪いタンパク質ってなに?
2010/09/18 URL 編集
つまり、自分の群れの肉を常食ような群れは他の群れとの生存競争に勝てずいずれ滅びただろう。
次に他の群れの人肉を食うか食わないかというのは、常食できるほど頻繁に他の群れを襲うような群れはいつか他の群れの逆襲によって滅ぼされていただろう。
つまり、他の人間を食うより、狩猟採集・農耕牧畜で食うほうが効率的だったから。
まあ、中国みたいに運よく手に入った人肉を食う人(目の前にあれば人肉を食う)やミクロネシアの一部の部族みたいに限定された競争空間ならば人肉食の習慣が残る部族もあるんだろうね。
2010/09/18 URL 編集
うちの姉のおっぱいもうまそうで困るんだ。
2010/09/18 URL 編集
2010/09/19 URL 編集
常に飢餓状態にあったであろう初期人類にとって貴重ななカロリーとして考えた場合、
初期人類の人肉食は自然な流れのように思える。
現代でも極限下に置かれた人間がヒトの肉を食べたという話はあるし(ウルグアイ空軍機571便遭難事故)。
2010/09/19 URL 編集
そっから進化していって食わなくなっただけかと。
2010/09/21 URL 編集
佐川君曰く、おっぱいは脂肪しかなくてまずかったそうです。
2010/09/21 URL 編集
人肉食が物凄い禁忌扱いだったけどな…
死にかけるほど飢えていても人肉を食ったら人間失格みたいな
そういう人間の根源的な嫌悪感とか善悪の感情みたいなのは無かったんだろうか
2010/10/05 URL 編集
殆ど性欲の延長線上のいわゆるプレイの一環の変態行為の表現でしかない
昔ドイツでホモの肉屋が好みの少年を連れ込んでは解体して食っていたという事件もあった
今回も古代人が食料として人間を食べていたというより
敵対する部族を征服した証としてとか何かの象徴としての
意味を持たせた行為だった可能性が高くないか
2010/10/05 URL 編集
劉備が曹操に追われてある家に匿われた時に、
その家の主人が劉備に献上する食料がなく妻を殺害し、
その妻の肉を劉備に献上した。
それに感動した劉備はその後その家の主人を高官にした。
2010/10/15 URL 編集