スイス・ローザンヌ大の研究チームは10日、稲の成長を5倍速めることが可能な菌根菌を発見したと発表した。

研究チームは、種類の異なる20個の胞子で4年間実験を行った。その結果、一部の胞子は稲の成長を遅らせたが、稲の成長速度を5倍速めた胞子も2個あった。この菌根菌は、遺伝子的に異なった胞子を生産する特徴がある。各胞子は、それぞれの遺伝子構造に応じて稲の成長に異なる影響を及ぼしたとみられる。
だが、これらの胞子がどのようにして稲の成長を速めているのかは不明で、さらなる研究が必要だという。
研究者によると、この菌根菌の利点は、遺伝子組み換えのない「100%天然由来」という点にある。また、菌糸が稲と共生して栄養分やリン酸などのミネラルの吸収を助けるため、リン酸肥料の使用量を減らすことが可能で、農業におけるエコロジカル・フットプリントの削減にもつながるという。
引用元:
AFPBB News
4 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 20:13:54 ID:rw5N+gVf
これはお隣さんに教えてあげないとね。
9 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 20:41:18 ID:6ocR0O6B
これは土地が一気に痩せそうです。
使い方によっては、一人当たりの稲作面積が増えそうですがどうなんでしょ?
12 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 20:45:01 ID:Hhk/LIuH
10期作可能ってこと?
14 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 20:53:37 ID:kq0XDUCO
生長速度が上がるってよく分からんな。
それだけ栄養が必要ってことだが、光合成の効率が上がるってわけでもないし、
やっぱ土から取ってんのかねぇ…
16 :名無しのひみつ:2010/06/12(土) 21:05:35 ID:Iew2xxHp
>>14
リン酸を土から叩き出す感じだな。
19 :名無しのひみつ:2010/06/12(土) 21:16:36 ID:9ICrJvm5
>>16
元々土壌中にある燐酸は、不水溶性のが殆どで植物が使えるのは10-20%位。
菌根菌を介すと植物の使える形に代わる。
17 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 21:07:55 ID:lMMXrEqO
まてよ、6月田植えで10月稲刈りだろ?5ヶ月だな。
それが1ヶ月でOKになると。
18 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 21:09:32 ID:hAKbyJdK
弊害有るんじゃないの?
ハウス栽培で栄養量が減ってしまってるし。
21 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 21:35:55 ID:dP/BkGnM
植物工場で量産するには向いてそうだな。
22 :名無しのひみつ:2010/06/12(土) 21:38:30 ID:Hhk/LIuH
>>21
それだよね。
完全人工光型で、ハウス型の41倍の電力コストを8倍にまで落とせるし。
23 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 21:42:36 ID:fas4Rzub
育成から収穫まで短くなるなら
「工場生産品」としては、需給を見ながら作れるメリットはかなり大きいな。
28 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 22:03:45 ID:qldReyki
成長が早まると荒くなり荒くなった細胞質を、虫が美味しいと認識し喰はじめ喰われない為に
映画キングコ-ンのように遺伝子操作するようにならないの?
32 :
名無しのひみつ:2010/06/12(土) 23:45:49 ID:VuUBCN7G
で、10倍早く土地が痩せると?
36 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 00:27:35 ID:0cJO9CB1
>>32
5倍10倍の収穫なら、当然肥料も5倍10倍投入だろ?
37 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 00:59:32 ID:1Ng39yOI
田んぼも過労か…
38 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 01:07:17 ID:Yx3pqqvZ
土が痩せるなら肥料どばどば入れればいいじゃなーいと言うのは、いつの時代の人なんだ…
一回駄目になった土地を元に戻すのは、そんなに単純な話ではないぞ?
41 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 01:25:54 ID:ySdZs7Fg
二期作なら普通の二倍収穫出来るなんて、考えてる馬鹿はいませんか?
45 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 01:49:49 ID:2A2VN/Or
>>41
てめぇ、将軍様disってんのか!?
43 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 01:30:18 ID:A8xDu58x
肥育用稲わらって、普通のコシヒカリより遅くに植えて青いうちに刈り取るから、これで2,3回育てたら、
牛の飼料用のがだいぶ賄えるかもしれん。
44 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 01:43:42 ID:Yx3pqqvZ
個人事業者の職人芸に頼っていた(新規参入を排除)農業が、大企業による工業的手法で、
より効率的に出来るようになるのは、一般消費者としては悪い話じゃない。
46 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 01:49:48 ID:tw1LAQ0o
メカニズムが分かればいいが、あとどの程度の環境で再現性がえられるやら…
47 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 01:55:56 ID:O7No8WZl
実際、栽培して証明したわけじゃないのね?
虚業の好きなスイスらしい。
48 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 02:04:29 ID:7/3QgIV1
>>47
暗に研究開発費クレクレと言ってるのかな。
49 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 02:20:35 ID:PI6Hs7up
つーか気味悪いわ、遺伝子組み換えより食う気失せるw
50 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 02:26:08 ID:jC/Qbkp5
>>49
気味悪いかな?菌入れて成長が良くなるってだけだろ?冷静に考えたらグロテスクな
ヨーグルトや納豆食べて、調子が良くなるみたいなものだと思えば違和感無いな。
59 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 08:24:22 ID:/z9fWivA
稲意外でもこういうの有るの?有るんだったら植物工場も現実的だな。
二酸化炭素濃度を濃くするとまた数倍違ってくるらしいから、24時間化で光合成させれば、
30倍位の速度で野菜が出荷出来るんじゃないか?
64 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 10:58:33 ID:Yx3pqqvZ
>>59
二酸化炭素濃度弄ったり、光合成にもっとも効率的な光の波長を当てたりとかな。前者は生身の人間が入れないレベルになるとちょっと面倒だが。
植物工場の閉鎖環境を活かせば、遺伝子操作してさらなる効率化(収量増・促成化)も図れるはずだから食用に用いない(何かの原材料に使う)と言うならそこまで踏み込んでもいいのかも。
60 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 08:30:34 ID:PPOHoZU2
これ商品化しても、1回田んぼに撒いたらあと必要ないんじゃね?
66 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 11:37:37 ID:87rbfMcM
>>60
生物系の資材は化学系の奴と違って効果が不安定だからな、ずっと効き続けるのは難しい。
だから、定期的に撒かないといけない。
61 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 08:55:32 ID:muZtxCsr
まあ、五期作とかは現実でないとしても、
枯渇しつつあるリンの使用が少なくて済むってのはいいことだ。
63 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 10:39:10 ID:l7H0Toq+
>>61
水田なら通常の栽培でも、今から2~3年はリン酸を撒かなくても、
普通に収穫できるぐらい蓄積されてるらしいよ。
64 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 10:58:33 ID:Yx3pqqvZ
5倍速で育った稲が果たして、
食用(飼料用も?)に耐えられる味になってるかってのも割と重要だな。
71 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 12:11:28 ID:l7H0Toq+
稲っていうのがどうしても引っかかるんだよな。
稲をはやく伸ばす技術は今でもあるにはあるんだが、倒伏しやすくなってしまうのが問題。
74 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 13:31:05 ID:A8xDu58x
>>71
倒伏防止剤撒いとけ。

72 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 12:25:06 ID:loqC6V30
害虫の付く速度も5倍増しになるんじゃないのか?
77 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 15:18:38 ID:Ty+5vkC0
水はどうするんだ?水も5倍必要と違うんか。
80 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 15:51:43 ID:tGZn/I5M
>>77
稲ならどのみち田んぼに水張ってるから、さらに必要ってことにはならんだろう。
92 :名無しのひみつ:2010/06/13(日) 19:11:48 ID:yxu2rfxv
>>80
養分が足りないから無理。
砂漠化しちまうわ、単に台風シーズンより早く収穫出来るってだけ。
78 :
名無しのひみつ:2010/06/13(日) 15:32:48 ID:qIb6UHhC
目先に目の眩んだ中華が導入して、荒地が広がるのが目に見えるようだ。
関連サイト
緑の革命[Green Revolution]
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コメント
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
毛沢東が今も存在したら、やってただろうなw
前例あるしw
2010/06/21 URL 編集
土が持てばの話だけど
ほとんどを輸入に頼っているんだからある日輸入が止まったら餌不足で家畜が餓死なんて事もあり得るわけで
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
何にしろ、工場野菜はこれからいろんな意味ですごいビジネスになる。
農家を壊滅させるかもだしw
2010/06/21 URL 編集
中干しも早まるわけだから、オタマジャクシ等が上陸出来ずに、地域のカエルが絶滅の可能性もある
今でさえ田んぼに水を張ってる期間が少なくて、カエル激減してるのに
使うなら植物工場限定でないと・・・
2010/06/21 URL 編集
将軍様がスーパーノートの印刷を始めたようです。
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
…まぁ、この菌が正当に使えるかどうかはともかくとしてね
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
育てる計画を立てやすくなるからリスクが下がって
安定して農業できるようになるんじゃないの?
余った時間で効率的に土地を回復させればもっといい
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
ソバに付くやつみたいに空気中の窒素を固定するような細菌だったら砂漠化とか関係ないんじゃないか?
2010/06/21 URL 編集
これによって生産計画が今以上にきちんと立てられて、短期間に一定の収量を確保することができるようになる。
それに路地栽培のみならず、農産工場で栽培をする上でも回転がよくなるのでいいことづくめだ。
18258>
遺伝子組み替え作物は、突然変異で強毒性を発生するリスクがどうしてもあるので、なるべく使わないほうが消費者的に安心だという心理があるから。簡単にいえば「非遺伝子組み替え作物は安心感があるから、市場で売りやすい」ということだな。
それに農薬や遺伝子組換え作物に規制をかける動きは根強い。それをかわして作物の産量を増やすにはどうしたらいいか? と今回の研究はそのアプローチの一つだといえるだろうな。
18257 >
強毒性を発揮するという風でもないから、きっと実用化される。
今後に大きく期待する。
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
自分は思うんだけど、この菌を使えば、肥料の使用量を減らせるんでしょ?そうすれば農薬も減らせる。それによって、土が痩せる原因を根本的に取り除くことができる。…土壌にとっても、いいと思う。
だけど、これだと、今までの水田の生態系がめちゃくちゃになるよね。
カエルとかが減少しそう。
2010/06/21 URL 編集
さらに農業の後継者不足なのにそんな事もかんがえられずに
「収穫も5倍だーって」馬鹿か
2010/06/21 URL 編集
後継者不足ってのは、GHQから貰った土地を世襲させたいだけだよ。
農業やりたい人はけっこういる。
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
実際に毎年やっているところがあるわけで
畑だと一年で土が死ぬと思うけどさ
2010/06/21 URL 編集
そして最終的にできる植物体としての総量はそれまでに吸収したものからでていったものの差になる。
この量のうちイネだと水分を除いたらかなりの割合が炭水化物だろ。
炭水化物は光合成の結果作り出%8
2010/06/21 URL 編集
光合成に必須な光、太陽の光の量は変わるわけないから、今までよりもっと上手に光を使わないと光合成はいっぱい起きない。
この光合成の上手下手は光合成効率ってんだが、おいそれとは上がってくれない。何億年もの進化の縛り。
この根菌がそこを劇的に変化させるならあるいは…。
でもそれじゃ根だけに留まってないで、数千万の全細胞を変えてもらわないとね。
成長の速度ってどんな基準で測ったんだろ。種植えてから実がなるまでかな?
それが5倍→収穫量5分の1ってオチならあーそーですか、だわ。
2010/06/21 URL 編集
2010/06/21 URL 編集
なんとかって肥料も中国におさえられてるんだろ?
最後の手段は人糞だな
2010/06/21 URL 編集
高校出てないの?
2010/06/21 URL 編集
そんなこと言っても農地も財産だぞ。
赤の他人がいきなりきて農地をよこせと言ってもくれてやるわけにはいかんだろ。
それにやりたいやつが居ても続けられるかは別だよ。
初期投資、採算ラインに乗るまでの生活費なんかの金銭的問題。不規則な勤務時間、野外やハウス内での作業と肉体的負担。稲だけやるならまだしもまともに取引してもらえるだけの作物を作るための勉強もしくちゃならん、種まいて適当に農薬まけばOKなんてのは甘い考えなんだけどそういうイメージで突撃して失敗して農地を荒らして帰るやつもいるから農家だってハイそうですかと農地は貸せないよ。
2010/06/21 URL 編集
2010/06/22 URL 編集
2010/06/22 URL 編集
食用稲以外にも使い道はありそうだが…
2010/06/22 URL 編集
高卒レベルじゃわからないのも無理ないか・・・
2010/06/22 URL 編集
工場野菜では赤と青の光を組み合わせた紫色の光のLEDを使っていたぞ。
2010/06/22 URL 編集
2010/06/22 URL 編集
というかまさに工場生産のための技術って感じだ、普通の田んぼ
ではまず使えないからな(5期作なんてすると数年間くらい田を休
ませなきゃならなくなる)。工場生産なら土壌も最小限、栄養も水も
完全管理可能だし5期作は可能だ、こりゃ将来有望な技術だな。
2010/06/23 URL 編集
今の大学生ですらこの与太話妄信してる奴がいるのに、未だに高卒だけで論じてるなんて・・・。
2010/06/23 URL 編集
ガンガン輸出しようぜ。
土をどうするか…
牛糞による元肥はこっから先口蹄疫がどのレベルで収まるかで変わってくるよね、早く収束しないもんか
2010/06/23 URL 編集
リンは今枯渇しそうになってんだよ。
窒素分は大量の輸入食料とかでたくさんありすぎて水質汚染の原因になってるけど。
日本で5期作は工場とか環境管理できるとこじゃないと寒くて無理だろうな。
18334
イネは小麦とかトウモロコシに比べて使う水が半端ない。
だから、アジアとか一部の国に限られてしまうと思う。
2010/07/25 URL 編集