ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった
卵生から胎生へ進化中のトカゲ (画像有り)
2010
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09
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04
生物学
オーストラリアに住むあるトカゲは、卵を産む卵生から子どもの状態で出産する胎生へ移行しつつある。この現在進行中の“進化”の様子をとらえた研究が発表された。卵生から胎生へ進化中のトカゲ オーストラリア、ニューサウスウェールズ州の海岸沿いの温暖な低地に生息するトカゲのイエローベリー・スリートード・スキンクは産卵によって繁殖する。しかし、同じ種でも州内の寒冷な山岳地域に生息する個体は、ほとんどが卵ではなく...
ジスプロシウム使わずに、ネオジム磁石の保磁力高める技術を開発
2010
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09
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03
素材
物質・材料研究機構はレアアース(希土類)のジスプロシウムを使わずにネオジム磁石の磁力を保持する耐久力(保磁力)を高める技術を開発した。原料のネオジム磁石粉にネオジム銅合金を拡散。粉中の微小結晶の界面組成を制御し実現した。ハイブリッド車(HV)の駆動モーターに使う高性能ネオジム磁石の材料調達の効率化やコスト低減などにつながると期待される。ネオジムと鉄、ホウ素からなる通常のネオジム磁石は、温度上昇で保磁力...
うつ状態の人は灰色の世界を見ている? コントラストに対する網膜の反応が大幅に低下
2010
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09
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02
生理学
うつ状態の人は、少なくとも無意識的には、実際に灰色(グレー)の世界を「見て」いることが新しい研究によって示された。ドイツの研究グループが、網膜スキャンを用いてさまざまな黒と白のコントラストに対する網膜の反応を測定した結果、うつ状態の人はそうでない人に比べて網膜の反応が大幅に低下していることがわかった。患者が抗うつ薬を使用しているかどうかにかかわらず、反応の低さが認められたという。このほか、うつ症状...
瀬戸内海に「謎の気泡」 漁業関係者の間で「気味が悪い」と話題に
2010
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09
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01
未分類
播磨灘の中央部で、海面に複数の気泡が間断なく浮かび上がり、漁業関係者の間では「何だろう」「気味が悪い」と話題になっている。水中レーダーには海底40メートルから何かがわき出る様子がくっきりと映る。第5管区海上保安本部(神戸市)は「海底温泉に似た反応」とするが、瀬戸内海には活動中の火山が存在せず、専門家は否定。関係者は「不思議な現象」と注目している。謎の気泡が浮かんでくるのは、香川県・小豆島から東約10キ...
こんなに糞暑いのに、太陽活動の低下で「熱圏」が縮小?
2010
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08
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31
気象
米国立大気研究センターは26日、太陽からの紫外線が減少したため、地球の大気圏の層の1つである「熱圏」が大きく縮小し、温度も下がっているとの論文を発表した。熱圏は高度約90~500キロメートルに位置し、大気圏の上層を構成する。米地球物理学連合が発行する学会誌「地球物理学研究レター」に掲載された論文によると、2007年~09年にかけて太陽黒点や太陽風がほとんどない状態が長期間続き、太陽から受けるエネルギーは異常に低...
犬は飼い主の微妙な足音を覚え、聞き分けている?
2010
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08
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30
生物学
犬は飼い主の足音を聞き分けている。京都大のグループは様々な種類の犬を使った実験で、この通説を確かめた。犬は飼い主の微妙な癖を覚え、聞き分けているのではないかという。東京で開かれている日本動物心理学会で29日発表する。藤田和生教授(比較認知科学)らはチワワやポメラニアン、ミックス(雑種)など様々な犬種の計21頭で実験をした。ドアや窓を閉め切ったマンションの一室に犬だけを入れ、知らない人に部屋の外を2往復...
ヘリウムが枯渇の危機? 残り25年で資源は枯渇、風船は1本8500円に高騰
2010
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08
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29
未分類
ヘリウムが貴重な資源だって知ってましたか?アメリカ人物理学者でノーベル賞受賞者の、ロバート・リチャードソンさんによると、明らかに地球上のヘリウムは減少してきており、あと25年で資源は枯渇するだろうと予測しています。でも、ヘリウムは風船を膨らませるもの、ふざけて変声に変えるものでしょ? 何が大変なのかしらって思ってませんか?実は、ヘリウムは沸点が低く、冷却資源として有効で、光ファイバーや、LCDを作るのに...
ドライアイスの製造効率アップ 放出したCO2をコンプレッサーで圧縮、液体に還元し再利用
2010
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08
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28
技術
福島大共生システム理工学類の佐藤理夫教授と福島市のドライアイス製造機器販売会社「福島DI工業」は共同研究で、ドライアイスの製造効率を高め、二酸化炭素(CO2)排出量を削減することに成功した。製造過程で、ほとんど気化していたCO2のうち約2割を再利用できるようになる。ドライアイスは高い気圧で液化させたCO2を急激に通常の気圧下に放出することで気化熱が奪われ、固体化することを利用し作られる。佐藤教授らによると、その...
米国で10代の若者の難聴が急増 約5人に1人推定650万人
2010
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08
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27
医学
米国で10代の若者の難聴が急増しているという調査結果が17日、米国の医学会誌に発表された。調査を実施したローランド・イービー博士は、12―19歳の若者の難聴比率を1990年代半ばの統計と比較した。その結果、軽度の難聴にかかっている若者の割合は30%増え、会話に支障がみられる程度の重い難聴は77%も増えていることが分かった。難聴を持つ若者は1994年の時点で20人に1人の割合だったのが、2006年までには約5人に1人に当たる推...
「はやぶさ」微粒子分析作業3ヶ月遅れ、12月以降に 予想以上に回収が難航
2010
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08
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26
宇宙学
宇宙航空研究開発機構は23日、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワの砂を持ち帰ったかどうか調べる分析作業を、12月以降に実施すると発表した。当初は、9月以降に行うとしていた。宇宙機構は7月初旬に、はやぶさのカプセルから微粒子の回収に着手し、光学顕微鏡を使って数十個の微粒子を見つけた。しかし、微粒子が小さいため、予想以上に回収が難航しているという。今後は、さらに小さい微粒子が見える電子顕微鏡なども使い...
日本学術会議「ホメオパシー」を全面的に否定 日本ホメオパシー医学協会ブチ切れ
2010
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08
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25
エセ科学
日本学術会議(会長・金沢一郎東大名誉教授)は24日、独自の砂糖玉を飲ませるなどのホメオパシー療法について、「科学的な根拠がなく、治療に使うことは認められない」とする会長談話を発表した。同会議が特定の手法を批判するのは異例。談話では、ホメオパシーに使われる手法について、英国の検証結果などを根拠に「荒唐無稽」と全面的に否定。内容を理解した個人が自身のために使う場合を除いて、治療などに使わないよう医療関...
ベニズワイガニはメタン好き 湧出口にカニがウジャウジャ・・・
2010
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08
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24
生物学
東京大などの研究チームは18日、新潟県沖の日本海の海底で、大量のメタンが湧出する場所を好んで、ベニズワイガニが密集していることがわかったと発表した。メタンを湧出する環境がベニズワイガニにとって良好なエサ場となっていると見られるが、詳細は不明。日本海には、白いシャーベット状のメタン化合物の塊で、燃える氷として注目される「メタンハイドレート」が埋蔵されている可能性があり、研究チームの松本良・東大教授は「...
害虫に食べられたキャベツは、天敵呼ぶ物質を大量放出
2010
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08
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23
生物学
キャベツが、1つの葉に集中して卵を産みつけるガの一種、コナガの幼虫に食べられた際、特殊な物質を大量に放出して被害が実際よりも多いように装い、コナガの天敵のハチを多く呼び寄せることを、京都大学の高林純示教授(生態学)らの研究チームが突きとめ、18日付の米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載された。食害を受けた植物は葉の内部で化合物を合成し、害虫の天敵を呼び寄せる揮発性の物質を作って葉から放出。キャベツ...
日本列島の始まりは茨城だった?
2010
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08
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23
未分類
茨城県常陸太田市長谷町の茂宮川最上流部にある地層が、これまでの発見から約5百万年さかのぼって日本最古となる約5億1100万年前のカンブリア紀のものであることが、同県日立市郷土博物館特別専門員で茨城大名誉教授(地質学)の田切美智雄さん(65)の研究チームの分析で18日までに分かった。これまで日本最古とされていたのは、常陸太田市の地層から北東に約8キロ離れた日立市小木津町の約5億600万年前の地層で、同チームが2008年...
セックスは大人の脳の成長を促進する?
2010
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08
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22
脳科学
性交渉は、大人の脳の成長を促進する効果があることが、実験結果によってわかった。プリンストン大学の研究班がまとめた。過去の研究例からは、ストレスや不安が成長を阻害する要因になるということがわかっている。今回はマウスを使って、性交渉の有無や頻度によって、脳がどのくらい成長がうながされていくのかが研究された。 オスのマウスのグループ分けは次の3つ。・毎日交渉するグループ・2週間に1度交渉するグループ・一切...
「磁化水」 飲むと学習能力がアップ? 名市大が壊れた
2010
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08
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21
エセ科学
名古屋市立大の岡嶋研二教授と原田直明准教授らのグループは、磁場の中を流れた水「磁化水」に、健康維持や学習能力向上効果があることを、マウスを使った研究で確認した。東北大で9月に開かれる日本生物物理学会で発表する。岡嶋教授によると、グループは磁化水を1カ月間与えたマウスと、通常の水を飲ませたマウス5匹ずつを分析。磁化水を飲んだマウス全身の臓器で、細胞の増殖を促進させるインスリンに似たタンパク質「IGF-I」...
有人火星探査は本当に実現可能? 無重力半年で体力40%低下
2010
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08
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20
宇宙学
有人火星探査は科学にとっては偉大な一歩かもしれないが、宇宙飛行士にとっては筋肉寿命を大幅に縮める危険な苦行になるかもしれないとする研究が、米生理学誌「Journal of Physiology」(電子版)に発表された。米マルケット大のロバート・フィッツ教授(生物学)率いる研究チームは、国際宇宙ステーションに約6か月間滞在した米国とロシアの飛行士9人について、帰還当日にふくらはぎの筋肉の生体組織を採取した。打ち上げ45日前...
空気中の酸素だけ吸着する新材料合成
2010
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08
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19
素材
ほとんどが酸素と窒素からなる空気から、酸素だけを取り込むことができる新しい方法を京都大学などの研究チームが見つけた。京都大学・物質-細胞統合システム拠点の北川進・副拠点長・教授、松田亮太郎・特任准教授、下村悟・特別研究員らが見つけ出した方法は、酸素と窒素それぞれが持つ電子の振る舞いの違いを利用したところが特徴。酸素とだけ電子のやりとりができるテトラシアノキノジメタンという多孔性材料を合成し、空気中...
クマゼミ前線が北上中 “先住民”のアブラゼミを駆逐? 神奈川県 藤沢市で確認
2010
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08
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18
生物学
温暖な地域に生息するクマゼミの抜け殻が今夏、県立辻堂海浜公園(藤沢市辻堂西海岸)で大量に見つかった。地球温暖化に伴い北上・東進を続けていることは知られているが、同市内で生息が確認されたのは初めて。繁殖力が強いため、“先住民”のアブラゼミなどを駆逐する可能性もあるとして、研究者は注意深く観察を続けている。日本自然保護協会自然観察指導員の大谷房江さん(藤沢市辻堂)が、7月末から8月初旬にかけて120~130匹の...
ヒョウタンゴケが金を蓄積、資源回収に応用へ 原糸体を水槽内でクロレラのように培養
2010
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08
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17
植物学
たき火の跡などによく生えるコケの一種が、金を選択的に体内に取り込むことを、理化学研究所と非鉄金属大手「DOWAホールディングス」(東京都)の研究グループが発見した。最大で乾燥重量の約10%もの金を蓄積するという。貴金属をわずかに含む廃液から、金を再回収する技術として実用化を目指す。金を取り込むのは、「ヒョウタンゴケ」というありふれた種。世界中に分布し、特にたき火や火災の焼け跡でよくみられる。理研は、文部...
ルービックキューブは、どんな状態からでも20手以内で各面の色が全て揃う?
2010
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08
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16
未分類
立方体のパズル「ルービックキューブ」は、どんな状態からでも20手以内で各面の色を全部そろえられることを証明したと、米カリフォルニア州のプログラマー、トマス・ロキッキさんら米独4人の研究チームが15日までに発表した。この最善の回し方を選択し続けた場合にどうしても必要な手数は「神の数字」と呼ばれ、長年数学の研究対象とされてきたが、コンピューターによる解析で決着したという。ルービックキューブは1面が縦横各3列...
H-IIAロケットで実験用マウス打上げへ 国産ロケットで 「生物」 打ち上げは初
2010
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08
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15
生物学
日本の主力ロケットH2Aを使って、早ければ来年度にも実験用のマウスを打ち上げることがMBCの取材で分かりました。国産ロケットで生物を打ち上げる最初のケースとなりそうです。実験を行うのは大阪大学の大平充宣教授の研究グループです。大平教授は宇宙生理学が専門で、重力が生き物の筋肉や骨にどのような影響を与えるか研究を行っています。大平教授によりますとマウスは実験装置に入れられ、他の衛星と一緒に種子島宇宙センター...
地面を掘らずに「死体」を発見できるデバイスを開発 厚いコンクリでも使用可能
2010
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08
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14
医学
地中の腐敗した死体を検出する新しい技術が開発され、コンクリートの下に埋められた他殺体も容易に発見できるようになる可能性があるという。米国立標準技術研究所(NIST)の研究者らによると、このデバイスは死体の埋められた土の上部や付近の空洞から採取した微量のニンヒドリン ninhydrin反応性窒素(NRN)を検出するもので、気化したNRNを検出できる唯一の装置であるという。これまでNRNの検出には、土壌サンプルからの溶剤抽...
【板垣☆63】 りゅう座の方向にある銀河に超新星「2010gv」を発見 通算63個目
2010
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08
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14
板垣
山形の板垣公一さんが8月9日(世界時、以下同様)、りゅう座に新天体を発見した。8月3日の画像にも写っていたこの天体は、明るさの変化の様子から、典型的なIa型超新星という可能性もある。超新星であることが確認されれば、板垣さんにとって今年7個目の発見となる。VSOLJニュースより著者:山岡均さん(九大理)りゅう座のNGC 6515付近を左から時系列でにならべた写真りゅう座のNGC 6515付近を左から時系列でならべた写真。一番右...
ツタンカーメンの死因はマラリアではなく、鎌状赤血球症? (この疾患はマラリアに耐性)
2010
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08
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13
考古学
古代エジプト王朝のツタンカーメン王は、マラリアではなく、遺伝性の血液疾患「鎌状赤血球症(SCD)」で死亡した可能性があるとの研究が23日、米医学誌「米国医師会雑誌」オンライン版に発表された。死因に関しては今年2月、エジプト、イタリア、ドイツの国際チームが、DNA鑑定やCTスキャンなどによる研究の結果、「王は免疫不全の状態で、おそらく落下により、突然足を骨折したために命にかかわる状態となって、マラリアに感染し...
ヒトの万能細胞は、死ぬ前に細胞が踊るように動く「死の舞」をして死滅する?
2010
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08
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12
再生医療
細胞死が起きるため培養が難しいヒトの胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)が、死ぬ前に「死の舞」という独特の激しい動きを示すことを理化学研究所(神戸市)のチームが発見、その仕組みを明らかにし、6日付の米科学誌セル・ステム・セルに発表した。「死の舞」をするヒト胚性幹細胞(左)とマウスの胚性幹細胞理研の笹井芳樹グループディレクターは「死の舞が起きないようにすれば培養効率を上げられ、神経や網膜...
米少女の早熟傾向が加速、乳房が膨らんだ7歳児増える
2010
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08
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11
未分類
米国の少女たちの思春期は早まっており、7歳にして乳房が膨らみ、陰毛が生えている少女も珍しくないという調査結果が、9日の米小児科専門誌「ピディアトリクス」に発表された。米シンシナティ子供病院の研究チームは、ハーレム、シンシナティ、サンフランシスコに住む少女1239人に、体の発育に関するアンケートを行った。その結果、7歳までに乳房が膨らんだ子は、黒人ではほぼ4人に1人の23.4%、ヒスパニック系では14.9%、白人で...
氷河から巨大な“氷の島”が崩落 163年間香川県民がうどんを茹で続けられる水量
2010
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08
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10
環境学
米デラウェア大の研究チームによると、北極圏のデンマーク領グリーンランド北部のペテアマン氷河から5日、面積260平方キロの巨大な「氷の島」が分離し、海上を漂流し始めた。このまま南下すれば、カナダとグリーンランド間のネアズ海峡をふさぐ可能性もあるという。チームによれば、崩落した氷塊の大きさは米ニューヨーク・マンハッタン島の約4倍で、高さは超高層ビル、エンパイアステートビルの約半分ほどに達する。氷塊に閉じ込...
舌に牙が生えている深海魚 ドラゴンフィッシュ(画像あり)
2010
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08
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09
生物学
オーストラリアに生息する、英語でドラゴンフィッシュと呼ばれるのがわかる恐ろしい顔をしたワニトカゲギスの仲間。舌にまで多くの牙が生えている。冷たくて暗い深海では獲物を見つけにくいため、獲物を逃がさないようにこの牙でしっかりと捕えるという。この魚はバナナほどの大きさで、海洋生物の多様性や分布、個体数を調査する10カ年計画「海洋生物のセンサス(Census of Marine Life: CoML)」が2010年8月2日に発表した数万種...
光を吸収する 反レーザー(antilaser)?
2010
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08
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08
物理学
スーパーマーケットのバーコード・スキャナーから音楽CDまで、あらゆるものを生み出してきたレーザーが発明されて50年、それとは反対の技術「反レーザー」のアイディアが、このほど提唱された。7月26日付(米国時間)で『Physical Review Letters』誌のオンライン版に掲載された研究論文で、そのような装置の理論的記述が試みられている。従来のレーザーは、光を増幅してコヒーレントなパルスを発生させるが、これに対して反レーザー...
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